天むすのお話

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更新日:
 2009年7月17日


◎天むす(2009年7月17日)

 天むす(てんむす)とは塩味を効かせた海老の天ぷらを具にしたおにぎりです。名古屋の名物なのかと思っていましたが、三重県の発祥なのだそうです。
 1957年頃、三重県津市大門にある天ぷら定食店「千寿」の賄い料理として考案されたようです。この「千寿」では、天むすを「めいふつ天むす」として商標登録しているそうです。「千寿」のパンフレットによると、1950年代の初め、初代、水谷ヨネが忙しくて昼食を作る暇もなかったため、夫のために車えびの天ぷらを切って、おむすびの中に入れたのが始まりだそうです。現在、「千寿」は天むす専門店となっているそうです。
 何故、三重県発祥の天むすが名古屋めしとして有名になったかと言うと、1980年(昭和55年)、名古屋市中区大須に暖簾分けをされた「めいふつ天むす千寿」という店が開業したことが原因だそうです。このお店を発端として、名古屋市内を中心に天むすが広がっていき、名古屋めしと認識されるようになったようです。