もんじゃ焼き

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更新日:
 2014年11月2日


◎もんじゃ焼き(2014年11月2日)
 もんじゃ焼きは、お好み焼きと同じく、「麩の焼き」をルーツとする食べ物です。お好み焼きと比べると、生地が柔らかいのが特徴です。もんじゃ焼きは、お好み焼きよりも小麦粉を溶かす水の量が多く、またソースなどの調味料を一緒に混ぜ込むのが特徴です。また、鉄板にコテで押さえつけて焼きながら食べるので、鉄板に接する外部は食感がパリッとしているが、押さえつけが足りない部分などはトロッとしています。もんじゃ焼きが好きな人は、この食感の違いを楽しむようです。
 一般的には、次のような工程で焼きながら食べるようです。まず初めに、出汁を残すようにして具だけを鉄板の上に出し、キャベツがしんなりするまで炒めます。キャベツに火が通ってきたら、ヘラを使って、細かく切っていきます。次に火が通った具材を使って、ドーナツ状の土手を作ります。この時、出汁を入れやすい大きさにすると後で混ぜやすいです。この土手の中に、残しておいた出汁を流し込みます。この出汁が煮立ったら、土手を崩して、粘りが出るまで混ぜ合わせます。火が通って、適度な固さになってきたら、薄く広げてできあがりです。「はがし(極小ヘラ)」を使って、 外側から少しづつかき取るよう鉄板に押しつけ、「はがし」 で掻きとって食べます。
 この土手を作るという食べ方は、もんじゃ焼きが生まれた当時の経営者の知恵だそうです。昔の鉄板は端が溝で空いていたので、そこにもんじゃの生地が流れると裏が油のように固まって、掃除が大変だったそうです。そこで、それを防止するために、お客様に土手を作って焼くことをお願いしたのが始まりなのだそうです。
 東京の下町(月島、浅草、荒川など)の食べ物というイメージが強いですが、実際には埼玉県南部、東部や群馬県東部、栃木県南部や香川県などにも、もんじゃ焼きのお店が多く集まっている地域があるそうです。