中華そば よしかわ

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更新日:
 2022年2月5日



◎中華そば よしかわ(2022年2月29日)
 「中華そば よしかわ」は、埼玉県川越市に本社がある株式会社よしかわ(創業:2011年6月、設立:2016年10月、代表取締役:吉川和寿)が運営しているラーメン屋さんです。吉川氏は20歳の頃に飲食業界に入り、最初はいけす料理(割烹料理)店で働き、その後、イタリアン、フレンチ、無国籍料理など、様々なジャンルの店を渡り歩き、さらに食材の勉強と開業資金を稼ぐ目的で市場での仕事も経験したそうです。そして2011年6月、JR、上尾駅の駅前、上尾市仲町に和食をベースにした無国籍料理の居酒屋「仙人のびすとろ」を創業し、自らのお店の運営を始めました。そして2店目として2014年8月にオープンさせたのが、「中華そば よしかわ 上尾店」です。
 「中華そば よしかわ」は「煮干しラーメン」にこだわったお店です。吉川氏がラーメン屋をやろうと考えた頃、色々なお店を食べ歩いたそうです。その中で、煮干しラーメンのお店を何軒か食べるうちに「これは美味しい」と感動し、「煮干しラーメンの専門でいこう」と思ったそうです。開業前には動物系のスープも試作したそうですが、インパクトがなかったそうです。当時、上尾市に煮干しラーメン屋はなかったことから、インパクトがあり、話題になると考えたそうです。
 当時、上尾市にあった家系や豚骨ラーメンのお店だったため、周りからは「上尾で煮干しラーメンなんて難しい」と反対されたそうです。実際に開業後、最初の頃は、ひと口、ふた口と残して帰る客も多く、「これはダメかな」と諦めそうになった時もあったそうです。しかし、煮干しでやると決めていたので、やり続けたそうです。
 その結果、少しずつ客が増えていき、「中華そば よしかわ」が軌道に乗ると、それまで居酒屋と2店舗を運営していましたが、ラーメン屋をメイン事業にすることに決め、2015年8月に「仙人のびすとろ 上尾店」を閉店してしまいました。2015年に食べログの「2015ベストラーメン」、10位にランクインし、同じく2015年10月にはラーメンウォーカーの新人賞を受賞するなど、知名度が広がっていくと、ラーメン店2号店となる「寿製麺 よしかわ 川越店」を2016年1月にオープンさせました。「中華そば よしかわ」は煮干しスープだけですが、2号店の「寿製麺 よしかわ」は、煮干しと鶏の2本立てです。その後は、「寿製麺 よしかわ」の店舗を増やしています。
 「中華そば よしかわ」の一番人気「煮干そば 白醤油」のスープは、かたくちいわし(白口)、青口、平子(真いわし)など4種類の煮干をブレンドして、煮干にストレスをかけないように炊いているそうです。麺は自家製のため、上質な国産小麦と全粒粉を用いて湿度、気温に応じて調節しながら24時間熟成させているそうです。スープの種類に合わせた歯切れのよい麺や、つるっとしたモチモチ麺など、様々な麺を製麺しています。
 「中華そば よしかわ」は「煮干しラーメン」だけでなく、いわし丼、真鯛飯、炙り真鯛飯、チャーシュー丼など、御飯ものも充実しています。吉川氏が元々いけす料理屋で働いており、魚をさばくのが好きなこと、ラーメンと魚を一緒に出すお店はないので、インパクトが出せると思って始めたそうです。また、魚をさばいた後の「アラ」を使った限定ラーメンも作っています。
 煮干しそばは、よくある煮干しが濃い感じではなく、意外にあっさりとしていて、毎日でも食べたくなるくらいの味でした。いわし丼も注文したので麺は大盛りにしなかったのですが、麺も意外に量があったと思います。とても美味しく、上品なラーメンでした。いわし丼も、とても美味しかったです。メニューがいろいろありますので、何度か通いたいお店ですね。





 お店の外の券売機で購入した後、並ぶ形です。





 限定メニューもあります。







・煮干しそば 白醤油



・いわし丼



・中華そば よしかわ 上尾店
 住所:埼玉県上尾市南97-5
 TEL:048-856-9747
 営業時間:11:00〜15:00、17:00〜20:00(スープが無くなり次第終了)
 定休日:日曜日
 駐車場:有(20台)
 アクセス:JR、北上尾駅、東口から徒歩約20分
 カード:不可
 席数:22席
 オープン日:2014年8月18日