味司 野村

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更新日:
 2021年1月31日



◎味司 野村(あじつかさ のむら)(2020年12月20日)
 「味司 野村(あじつかさ のむら)」は岡山県岡山市のご当地グルメ、「デミカツ丼」の元祖のお店です。ただ、「味司 野村」では創業当時から「ドミグラスソースカツ丼」という名称です。この「ドミグラスソースカツ丼」は、創業者の野村佐一郎氏が、東京の帝国ホテルで料理修行中に考案したのが発祥だそうです。野村氏は、帝国ホテルのドミグラスソースのあまりの美味しさに感動し、「このドミグラスソースをご飯に合わせて地元のみんなに食べさせたい」と思ったそうです。そこで試行錯誤の末、ご飯とドミグラスソースとトンカツを一緒に食べるという食べ方にたどり着き、「ドミグラスソースカツ丼」を生みだしたそうです。
 その後、1931年(昭和6年)に岡山市に「野村食堂」という食堂を開業した時、数あるメニューの中の1つとして「ドミグラスソースカツ丼」を登場させました。「味司 野村」の「ドミグラスソースカツ丼」は、御飯の上に茹でキャベツ、ドミグラスソース、トンカツ、5粒のグリーンピースが乗っています。茹でキャベツを使うのは、野村佐一郎さんが「生のキャベツは合わない」と考えたからだそうです。
 3代目野村の宏司さんがカツ丼専門店にしたそうです。現在は、4代目の野村大希さんがお店を継いでいます。3代目の野村宏司さんはガンでお亡くなりになっています。宏司さんは闘病中、まだ高校生だった大希さんに味を伝受したそうです。ソースは鶏ガラを使って2、3日かけて作るそうです。味は基本的に変わらないものの、現在は時代に合わせて甘さを抑えているそうです。
 「味司 野村」は食券制です。お店に入ったら、まず食券を購入します。メニューは「ドミグラスソースカツ丼」と、一般的な「玉子とじカツ丼」の2種類です。どちらもお肉を「ヒレ」と「ロース」から選べます。また、大きさは「普通」、「子(2/3盛)」、「孫(1/2盛)」と「大(御飯は普通でカツが大きくなる)」の4種類から選べます。











・ドミカツ丼(孫)



・卵とじカツ丼(孫)



・味司 野村(あじつかさ のむら)
 住所:岡山県岡山市北区平和町1-10 野村ビル 1F
 TEL:086-222-2234
 営業時間:11:00〜14:30、17:30〜21:00
 定休日:無
 駐車場:無
 アクセス::JR、岡山駅から徒歩約10分
 カード:不可
 席数:39席
 オープン日:1931年(昭和6年)