一軒め酒場

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更新日:
 2024年2月25日



◎一軒め酒場(2018年7月13日)
 「一軒め酒場」は居酒屋「養老乃瀧」を運営している養老乃瀧株式会社(創業:1956年(昭和31年)12月、設立:1961年(昭和36年)6月、資本金:5,154万円、代表取締役社長:矢満田敏之)が新業態として2008年12月に始めた居酒屋チェーン店です。
 「一軒め酒場」は「安心、低価格、早さ」をモットーに「一軒目のお店として立ち寄っていただきたい」という思いで「一軒め酒場」と命名したそうです。「立ち飲み価格で座って飲める」というコンセプトだったそうです。2008年12月11日(木)に東京都の神田駅南口に1号店、神田南口店を開店しました。丁度、この年にリーマンショックがあり、低価格居酒屋の需要が急速に高まったので、良いタイミングだったようです。
 「一軒め酒場」は回転率で勝負する店なので、商品を早く提供できるようメニューの品目を絞っているのが特徴です。一般的に居酒屋では100品目以上のメニューが提供されていますが、一軒め酒場ではレギュラーメニューは55品目前後にとどめているそうです。
 メニューを絞ることで、食材の廃棄ロスが減少する上、食材管理が容易になるため品質が向上するというプラス効果を生んでいるそうです。その一方で、飽きられないように2ヶ月に一度、5品目前後のメニューを入れ替えているそうです。
 また、オペレーションの簡素化を考えて、串打ちと焼き台に人手が掛かる焼鳥は出さないという決断をしたそうです。その代わりに串かつをメインに据え、店内で作る揚物や焼魚などの焼き物を充実させたそうです。レギュラーメニューに載っている刺身は、シメサバとマグロの2品のみだそうです。さらに、刺身の飾りつけに菊の花などは使わず、コストとスピードを重視して余計な装飾をなくして刺身とツマだけで提供しています。
 牛スジ煮込などの煮込み料理は、圧力鍋を使って店内調理を行っているそうです。ただし、店による味のブレを避けるために、野菜は具材を工場でカットして各店舗に届け、店ではどの食材を何個ずつ入れて、どのくらいの時間煮込めば良いか、レシピが全てマニュアル化されているそうです。
 また、コスト削減のために串カツなどの料理は、ソースを付けて提供するようにしたそうです。各テーブルにソースを置くと、大量に使われる恐れもある上、管理が大変になるので必要最低限の量で提供しているそうです。そういう積み重ねで削減したコストがあり、減らしたコストの全てを売値に転嫁したら日本酒を190円で売れるようになったそうです。品質を下げて安くするのは誰でもできることですが、品質を落とさずに価格を下げるのが難しい中、「一軒め酒場」では品質を維持したまま、安い価格で商品を提供しています。ほとんどの料理が200〜300円代で提供されていて、驚きます。
 出店場所についても様々な立地をテストマーケティングし、主要駅の前に出店する戦略を取っているそうです。このため現在、関東地方を中心に47店舗を展開していますが、都内の店舗が全体の6〜7割を占めています。









・男のハムカツ



・一軒め酒場 神田南口店
 住所:東京都千代田区鍛冶町2-14-7
 TEL:03-3251-0098
 営業時間:16:00〜23:30
 定休日:12月31日〜1月3日
 駐車場:無
 アクセス:JR、神田駅、南口から徒歩約2分
 カード:可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
 席数:63席
 オープン日:2008年12月11日