びっくりドンキー

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更新日:
 2020年8月25日



◎びっくりドンキー(2020年7月20日)
 「びっくりドンキー」は、ハンバーグのレストランチェーンです。1968年(昭和43年)12月に岩手県盛岡市に庄司昭夫氏がハンバーガーとサラダの店「べる」を開業したのが始まりです。13坪の小さい店で、メニューから内装まで、全て手作りにこだわったそうです。
 庄司氏はジャズ・ドラマーを経て、1968年に盛岡市にハンバーガーとサラダの店、「べる」を開業しました。しかし、1971年(昭和46年)、マクドナルドが日本に進出するという噂を聞いた庄司氏はハワイのマクドナルドを視察したそうです。機械化され、一気にハンバーガーを焼き上げるという最先端のハンバーガーショップには敵わないと実感したそうです。そこで、帰国後、メニュー構成をハンバーガーから日本人を意識したハンバーグ定食に転換し、ハンバーグ、ごはん、サラダを一つに盛り付けるディッシュメニューの原型を発想したそうです。そして、1972年(昭和47年)6月に主力メニューをハンバーグに変更し、店舗を大通り店に移転しました。
 その後、1976年(昭和51年)7月、岩手県盛岡市に「カウベルカンパニー株式会社(資本金:2,000万円)を設立し、会社組織化するなど、事業は順調に展開していたようです。そして1980年(昭和55年)、札幌市西区西野に「びっくりドンキー」の1号店をオープンさせました。しかし、当初の店名は「びっくりドンキー」ではなく、「ドナルドダック 西野店」という店名だったそうです。この店名が、ディズニーの商標と重複するため改名し、改めて「びっくりドンキー」と命名され、1981年に再オープンしたようです。西野店の壁には、「DONKEY HUMBERG RESTAURANT Since 1981」と書かれているそうです。
 この「びっくりドンキー」という名前の由来ですが、お客様へのインパクトを狙う目的で「びっくり」を頭に、そしてマクドナルドがサラブレッドの存在であれば自社はロバで着実にゆっくり進んでいくという意味で「ドンキー(ロバ)」をつけて、「びっくりドンキー」としたそうです。庄司氏によると「びっくりドンキー(驚いたロバ)」は、「ロバのようにのろまでもいい。どんな時でも一生懸命に頑張って客をドキドキわくわくさせたい。」という思いが込められているそうです。
 「びっくりドンキー」の経営方針は、その名の通り、お客さんが「びっくり」しないものは作らない、ということだそうです。出来合いの建築資材で建てた標準型の店は全然楽しくない、誰もびっくりしない、ということから、個性的な外観になっています。チェーン展開しており、全国に330店舗以上がありますが、同じ外観は一つとしてないそうです。「お客さんにびっくりしてほしい」という方針を貫き、千葉県の茂原店の店舗の上にはプロペラ機が着陸していたり、成田店は巨大な樹木に囲まれていたりします。
 また、内装も全て異なっており、ボンネットトラックを置いている店、動物の模型が置いてある店など、店舗ごとに内装が異なります。店舗ごとにコンセプトを持って、デザインや装飾をしているそうです。木製の大きなメニューも、庄司氏のアイディアだそうです。
 1981年(昭和56年)6月には本社を札幌市中央区に移転し、1983年(昭和58年)に大阪で2店舗のフランチャイズを展開し、全国展開をスタートさせました。大阪のフランチャイズ店で使われた屋号の「びっくりドンキー」に他店舗の屋号を変更したそうですので、この名前になったのは1983年からのようです。
 1987年(昭和62年)5月に商号を株式会社アレフ(本社:北海道札幌市白石区、代表取締役社長:庄司大、資本金:1億円、売上高:396億円(2020年3月期))に変更しています。







・ハンバーグとコロコロステーキ



・びっくりドンキー 西野店
 住所:北海道札幌市西区西野3条3丁目4-7
 TEL:011-669-2263
 営業時間:9:00〜翌3:00
 定休日:無
 駐車場:有
 アクセス:札幌市営地下鉄、発寒南駅から1,203m
 カード:可(JCB、AMEX、Diners)
 席数:34席
 オープン日:1980年