油淋鶏のお話

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更新日:
 2013年5月12日


◎油淋鶏(ユーリンチー)(2013年5月12日)
 油淋鶏とは、中国料理の1つです。最近の日本では、広く知られた中華料理の1つだと言えます。一般的には、鶏の唐揚げの上に、長ネギ、ショウガ、ゴマ油、酢などを合わせたソースをかけた料理として認識されており、中華料理のチェーン店などでも提供されています。
 しかしながら、元々の意味から考えると、いわゆる「唐揚げ」とは違うようです。中国語で「油」は日本と同じ「油」の意味ですが、中国語の「淋」は、「かける、注ぐ」という意味だそうです。「鶏」は、「鶏肉」を意味していますので、「油淋鶏」とは、「鶏肉に油をかけて作った料理」ということになります。
 元々は、鶏を丸々一羽使って、衣をつけないままで、その上から熱した油をかけながら調理をしていたようです。手間はそれほどでもないでしょうが、時間がかかる料理です。衣がないので、本来は、皮がパリッとした料理だったようです。また、鶏以外に、油淋乳鴿という鳩料理も有名だそうです。