金平(きんぴら)のお話

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更新日:
 2009年10月7日


◎金平(きんぴら)(2009年10月7日)
 繊切りにした材料を油で炒め、砂糖、醤油で煮て、唐辛子で辛みをつけた料理です。用いられる材料は、ゴボウ、レンコン、ニンジンなどの根菜類が一般的です。味付けは味醂(あるいは日本酒、砂糖)、醤油を基本とし、好みによって鷹の爪やゴマなどを加えます。
 「金平」という名前は、江戸の和泉太夫が語り始めた古浄瑠璃のひとつ『金平浄瑠璃』の主人公「坂田金平(さかたのきんぴら)」の名に由来するそうです。坂田金平は、金太郎として有名な坂田金時(さかたのきんたろう)の息子で、非常に強くて勇ましい武士として語られていたそうです。
 江戸時代には、ゴボウは精の付く食べ物と考えられていたため、丈夫で強い武勇伝が知られていた金平の名がついて、「きんぴらごぼう」という料理の名前が生まれたようです。
 さらに、同じような方法で蓮根、人参などを調理した料理も「きんぴら」と呼ばれるようになったようです。