あんみつのお話

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更新日:
 2008年9月18日


◎あんみつ
 東京の上野に行くことがあったので、「みはし」というお店であんみつをいただきました。休日だったこともあり、この店だけ、行列ができていました。お店を見て、左側にお持ち帰りの列、右側に店内での飲食の列ができていて、通る人たちが、「何、この行列?あ、これ、知ってる!」なんて言っていました。かなり有名なんでしょうね。
 「餡蜜」とは、「餡をかけた蜜豆」のこと、そして「蜜豆」とは、「ゆでた赤豌豆、寒天、求肥、白玉、果物などを盛りつけ、糖蜜をかけた食べ物」なんですね。蜜豆についてネットで調べると、あまり情報が出てこないですね。
 「ミツマメの原形は、江戸時代末期に売られていた『糝粉細工(「しんこざいく」米の粉の餅)』の船に赤エンドウマメを入れて蜜をかけた子供向けの菓子であった。現在のような形態のみつまめは、1903年に浅草の「舟和」が売り出したものが最初と言われる。これは、銀の容器に赤エンドウマメ、賽の目に刻んだ寒天、あんず、切り餅などを入れ蜜をかけたものであった。舟和はみつまめを当時流行していた「ビヤホール」「ミルクホール」にあやかった「みつ豆ホール」と名付けた西洋風喫茶で売り出し、大人向けの甘味として大ヒット商品となった。1930年には、銀座のお汁粉屋「若松」が、みつまめに餡をのせたあんみつを発売した。」というのが見つかりました。
 「みはし」は、甘味処の老舗らしく、創業は昭和23年だそうです。あっさりした甘さで、くどくなく、美味しい餡蜜でした。お店のHPによると、上野広小路は、江戸時代に開かれた東叡山寛永寺の領地だったそうです。そのお寺への参道を不忍池からの川が横切っていて、その川に3つの橋が架かっていたことから、三橋(みはし)としたのだそうです。ちなみに、旧町名でもあったようです。