ぺら焼き、ペラ焼き

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更新日:
 2020年3月3日


◎ぺら焼き(2020年3月1日)

 「ぺら焼き」とは高知県土佐清水の人たちのソウルフードだそうです。ビールのお供にはもちろん、食事や子どものおやつとしても親しまれている食べ物だそうです。
 「ぺら焼き」は、小麦粉と卵を水で溶いた生地を、鉄板の上でクレープの様に薄く伸ばし、その上に鰹節粉や青のり、ネギやすり身の天ぷらを豪快に乗せ、さらに溶き卵をかけて焼いた、土佐清水市の粉もの料理です。
 「ペラ焼き」発祥のお店は、1957年創業の老舗「元祖ペラ焼き にしむら」です。初代の若杉光さんが大阪から高知へと帰郷した後に開業したそうです。若杉さんが大阪にいた時、近所のおばちゃんが焼いてくれたお好み焼きの味が忘れられず、自分で作るようにしたそうですが、肉を食べられなかったため、地元で獲れた魚のすり身天ぷらを使ったことから、大阪のお好み焼きとは異なる新メニュー、「ペラ焼き」が誕生したそうです。
 「ペラ焼き」は、小さいサイズは350円程度から食べられるという手頃な値段設定ということもあり、学校や部活帰りにお店に立ち寄って、おやつとして食べる学生も多かったそうです。そこから「ペラ焼き」の存在と美味しさが徐々に土佐清水市内に広がっていったそうです。その後、「ペラ焼き」を提供するお店も増えていき、「ペラ焼き」は土佐清水市のソウルフードとして定着していったそうです。
 「元祖ペラ焼き にしむら」では、開業以来「ペラ焼き」を焼く大きな鉄板の下に、練炭火鉢を置いています。これは、「炭火でないと火の通りが違い、美味しい味を出せない」というおばあ様直伝の作り方を代々守っているからなのだそうです。またソースは、ウスターソース2種、甘口のとんかつソース、香ばしい醤油の4種類があり、一番人気の辛口ウスターソースはビール好きにはたまらない甘辛さが魅力となっているそうです。