揚げ足鳥

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更新日:
 2018年7月3日



◎揚げ足鳥、あげあしどり(2018年5月15日)
 「揚げ足鳥」は愛媛県川之江市(現、四国中央市)発祥の鶏肉料理です。鶏の骨付きモモ肉を1本まるまる揚げて、塩、胡椒、ガーリックパウダーで味付けして食べる料理です。四国中央市周辺の焼き鳥店や居酒屋で提供されているご当地グルメですが、現地では「焼き鳥」と呼ばれています。この地域で「焼き鳥」を注文すると「揚げたチキン」が出てくるのです。
 昭和33年に川之江の屋台で提供されたのが発祥とされています。現在では、四国中央市内の飲食店約30店舗で提供されていています。また、地元では「焼き鳥」と呼ばれていますが、市民グループが「揚げ足鳥」と命名し、B級グルメとして県外にPRを始めたようです。
 居酒屋で注文するとザク切りされた生キャベツを添えて提供されることが多いです。香川(丸亀)の名物、骨付鳥でもザク切りされた生キャベツが提供されますが、揚げたチキンにはザク切りされた生キャベツというのが日本人の定番なのでしょうか。
 皮はパリパリで中はジューシー、ニンニクの風味が食欲をそそる「揚げ足鳥」はビールのお供に最高ですが、地元では「夕食のおかず」としても定着しており、電話で予約をして持ち帰って家で食べるという人も結構、いるそうです。
 ちなみに四国中央市では、串に刺して焼いた本来の「焼き鳥」のことは「串焼き」と呼ぶのだそうです。