華屋与兵衛

このサイトは、日本の地域の情報についてまとめました。

  メニュー

TOPページ 

観光地 

地域情報 

日本のホテル 

日本のニュース 

日本について 

美味しいもの 

海外事情 

海外のホテル 

雑学 

用語辞典 

リンク 


更新日:
 2020年12月30日



◎華屋与兵衛(はなやよへい)(2020年12月20日)
 「華屋与兵衛(はなやよへい)」は、関東地方を中心に店舗展開する和食ファミリーレストランチェーンです。株式会社華屋与兵衛(本社:東京都港区港南、設立:1986年3月、資本金:1億円、代表取締役:南哲史)が運営しています。
 「華屋与兵衛」は、近畿地方と関東地方でスーパーマーケットチェーンを運営している現、株式会社ライフコーポレーションの子会社であったエル・フードサービス(株)が1986年12月にオープンさせた和食中心のファミリーレストランです。
 ライフコーポレーションは、1956年10月に清水實業株式会社(本店:東京都中央区)として創業し、食料品の販売、パイン缶詰やフルーツ等の輸入、販売をしていました。1961年11月に大阪府豊中市にスーパーマーケットを開店(豊中店)し、1963年11月に大阪府西淀川区に2号店(塚本店)を開店すると、その後は大阪府、兵庫県を中心にスーパーマーケットを展開していきました。関東地区では1971年10月に板橋店(東京都板橋区)をはじめとして、東京都内、埼玉県内に店舗を展開していきました。
 清水實業は1973年に商号を株式会社ライフに変更、1981年3月には株式会社ライフストアに変更した後、1986年3月にエル・フードサービス株式会社を子会社として設立しました。当時、スーパーマーケットだけではなく、レストラン事業の展開を模索していたようです。2年の実験を経て、1986年12月にエル・フードサービスが運営する和食ファミリーレストランとして、「華屋与兵衛」の1号店を千葉県の新松戸(新松戸店、2020年5月17日に閉店)にオープンさせました。
 「華屋与兵衛」とは、江戸三鮨のうちの1つである「与兵衛寿司」を開業した人物です。その名前
を冠したことから、それまでの洋食中心のファミリーレストランではなく、寿司など和食を売りにしたファミリーレストランとして立ち上げたのだと思います。
 翌1987年12月には、初の郊外型大型店として客席数162席の「華屋与兵衛」を埼玉県幸手市にオープン(杉戸高野台店)しました。その後も店舗を増やしていき、エル・フードサービスは1996年8月に商号を株式会社華屋与兵衛に変更しました。
 この間、親会社のライフストアは1991年に株式会社ライフコーポレーションに社名変更し、本社を大阪市東淀川区に移転しています。
 その後、「華屋与兵衛」は1997年10月に70店舗、1998年10月に100店舗、2001年6月に110店舗、2002年2月に120店舗、2002年10月に130店舗、2007年11月に160店舗と、次々と店舗を増やしていきました。
 一方のライフコーポレーションは、2005年に三菱商事と資本提携を強化するなど事業の方針が変わってきていたようです。
 2008年10月には株式会社ゼンショー(現、株式会社ゼンショーホールディングス)が、清水家の資産管理会社であった日本青果株式会社及び暉青物産有限会社の2社から54.91%の株式を12億円で取得し、連結子会社としました。最終的に2016年3月、株式会社ゼンショーホールディングスが残りの株式を取得し、100%子会社にしました。
 「華屋与兵衛」は、和食のファミリーレストランチェーンのため、江戸前寿司、手打ちうどん、和定食を主力メニューとしていて、デザートもあんみつ、抹茶アイスクリーム、かき氷など、和風のものが中心です。
 「華屋与兵衛」の1号店である新松戸店は新松戸のゆりのき通り沿いにあり、地元の人達でにぎわっていたようですが、2020年5月17日、20時で閉店しました。跡地には同じゼンショーグループの株式会社ジョリーパスタが運営しているイタリアンファミリーレストラン「オリーブの丘 新松戸店」が、2020年7月23日にオープンしています。

・かつ重



・天重



・華屋与兵衛(はなやよへい) 杉戸高野台店
 住所:埼玉県幸手市上高野2071-1
 TEL:0480-42-8781
 営業時間:10:30〜24:30
 定休日:無
 駐車場:有
 アクセス:東武鉄道、日光線、杉戸高野台駅から徒歩約3分
 カード:可(JCB、AMEX、Diners)
 席数:162席
 オープン日:1986年12月