鶴商文庫

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更新日:
 2023年4月10日



◎鶴商文庫(2023年4月10日)
 藤岡市にある鶴商文庫は、レトロなたたずまいと、充実した数々のデカ盛りメニューが大人気の食堂です。もともとは1983年にオープンしましたが、店主の体調不良によって2015年10月に一度、閉店しています。ただ、復活希望の声が多く、お願いされる形で翌2016年6月に復活営業しています。復活後はメニューが減って、ハンバーグとカレーメインになりました。(チキンガーリック、チキンカツ、生姜焼きなどはありますが、以前あったデカ盛りメニューやパスタはなくなりました。)
 入口を入ると名刺が沢山、張られた壁を通って店内に入ります。お店の中は、昭和時代の洋食店を彷彿とさせる雰囲気です。カウンター4席、4人掛けのテーブル席がありましたが、既に1卓を除いてお客さんがいました。タイミングよく、空いている席に着くことができました。店内を見回してみると、鶴商文庫と言う名前通り、大きな本棚があって物凄い冊数の漫画本が置いてありました。
 メニューはハンバーグが11種類、それぞれ通常サイズとミニサイズがあります。普通は400gで、ミニは100g少ない300gだそうです。カレーは4種類、そのほかにチキンガーリック、チキンカツ、ロース生姜焼き、ハンバーググラタンがあります。さらにメニュー内容が分からない「やさしさに包まれたなら」、「AB型バーグ」、「原人バーグ」という料理があります。料理にはサラダがついてきますが、御飯は別売りです。ミニ、小、中、ライスという4種類から選びます。
 私はガーリックバーグ(通常)、連れはベーコンバーグ(通常)、御飯は中ライスを注文しました。しばらくして連れが、カウンター席で食事をしている人のライスを見て、「やばいかも!」と言い出しました。お皿の上に山盛り、台形に盛られている量が半端な量ではなかったのです。『あれは大ライスじゃない?大丈夫だよ。』と言っていたら、隣の席の人が「あれ、大じゃないですよ。小かもしれない。よく分からないけど、絶対に大じゃないですよ。」と教えてくれました。『よく来られるのですか?』と聞いたら、「2度目です。先週、友人に連れられて、あまりの量に驚いたので、今日は知人を連れてきたんです。ごめんなさい。勝手に話しかけて。」と説明してくれました。常連ではないが、先週、今日と食べている人の情報ですが、果たして「中ライス」、食べきれるのか、ちょっと不安になりました。
 最初にやってきたのは木の器に入ったサラダです。木のボウルも、それなりに大きく、しかも文字通り、ワカメがあふれていました。これだけでも結構なボリュームです。その後、料理が出されたのですが、私のガーリックバーグは、予想を超えたガーリックの量でした。私はガーリック好きで、韓国での焼肉の際など、結構な量を食べましたが、一度に見たガーリックの量としては、生まれてから初めての量でした。こんなにガーリックが乗った料理は初めて見ました。
 連れが頼んだベーコンバーグは、もっと驚きました。薄いベーコンが乗っているとか、ハンバーグに巻かれているのかと思っていましたが、ハンバーグの上に分厚いベーコンステーキが乗っていました。単にハンバーグ+ベーコンステーキです。ハンバーグが400gなら、ベーコンも400gあるのではないでしょうか。見た目から圧倒的な重量感がある料理です。メニューには「小料理の店」と書かれていましたが、意味が全く分かりませんでした。
 料理は美味しかったです。昭和の時代の懐メロを聞きながら頑張って食べ、2人とも完食しましたが、お腹がパンパンでした。次回は、カツカレーを食べてみたいですね。



















・ガーリックバーグ









・ベーコンバーグ



・中ライス



・鶴商文庫
 住所:群馬県藤岡市本郷832-1
 TEL:0274-24-1437
 営業時間:11:00〜13:00(売り切れ次第終了)
 定休日:水曜日、木曜日
 駐車場:有
 アクセス:上信越自動車道、藤岡ICから車で約10分
 カード:不可
 席数:32席
 オープン日:1983年