ふじ久

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更新日:
 2022年5月25日



◎ふじ久(2022年5月22日)
 「ふじ久」は、群馬県富岡市の県道198号、姫街道通りの1本外れた通り、むしろ住宅街の中にひっそりとある中華料理屋さんです。創業は昭和60年(1985年)ということですので、当時は、現在の雰囲気とは違っていたものと思います。もしかしたら、当時は、もっと活気がある通り沿いだったのに、いつの間にか大通りが違うところにできてしまったのかもしれません。
 お店は超ベテランの女将さんが一人で切り盛りしていました。物凄い小さい声だったので、大声禁止のお店なのかと思っていたのですが、後日、ネットで調べたところ、この御婆さん、体調を崩され、手術をされたそうです。その結果、声が出にくいのだそうです。全く知らなかったのですが、物凄い声が小さいとは思いましたが、まあ、問題はありませんでした。
 全てネットの情報ですが、こちらの御婆さん、お一人で30年以上、運営されてきたそうです。2022年5月現在、84歳のようです。仕事を辞めるとボケちゃうので、のんびりと仕事をしたい、ということで現在でも、お一人でお店を開けているそうです。
 私は、いろいろな事情があり、たまたま見つけて、訪問したのですが、お店には小母ちゃん、小父ちゃん、と2人ほどのお客さんしかいませんでした。しかし、私達が入った後、小父さん、小母ちゃん、女性の2人連れとお客さんが入ってきましたので、そこそこ繁盛しているようです。ただ、どちらかというと地元の常連さんと言った感じでした。私は中華丼を注文したのですが、来られたお客さんはみんなラーメンを注文していて、2人は餃子も頼んでいました。店の外には大きく「餃子」と書かれていましたので、餃子が美味しいのかもしれません。
 ただ、私達より先にいた小母ちゃんが餃子を頼んでいて、たまたま私の目の前で御婆ちゃんが餃子を焼いていたのですが、餃子をギュウギュウと鉄板に押し付けながら焼いていたので、ペッタンコな餃子になっていました。それが、どの程度、美味しいのかは分からないままですが、見た目としては、私の思う餃子とは違っていました。
 また、私の連れが頼んだ味噌ラーメンを作ってくれた時、「塩っぱかったら言ってね、薄めるから」と声をかけていました。ただ、作り始めは、物凄い量の野菜を切って、炒めていたので、私の中華丼が来るのかと期待していたのですが、その後、麺を茹で始め、結局、連れが頼んだ味噌ラーメンになりました。あれで味噌ラーメンなら、野菜たっぷりで、健康的な料理だと思いました。
 私が注文した中華丼は、その後、作り始めて、しかも野菜なども切るところから始めますので、なかなかの時間がかかりました。御婆ちゃんのボケ防止かもしれませんが、大量に準備して、どんどん料理を作るお店ではなく、注文後に1品、1品、作るお店ですので、料理は1人ずつ順番で、そこそこ時間がかかります。時間に余裕をもっていないと来れないお店です。
 いただいた中華丼は、普通に美味しかったです。また、食べている時、御婆ちゃんが「玉葱、食べれる?」と聞いてきたので、『はい!』と答えたら、玉葱サラダをサービスで提供してくれました。野菜不足になりがちな若者への親切なサービスなのでしょうか。ありがたいことです。次回は、餃子を注文しないといけませんね。







・味噌ラーメン



・中華丼





・玉葱サラダ



・ふじ久
 住所:群馬県富岡市七日市985
 TEL:0274-62-0177
 営業時間:11:30〜14:00、16:30〜18:00
 定休日:月曜日
 駐車場:有
 アクセス:JR、勝田駅から徒歩約16分
 カード:不可
 席数:14席(カウンター:10席、小上がり:1卓(4人))
 オープン日:1985年(昭和60年)