林のヤモリ

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更新日:
 2018年4月2日



◎林のヤモリ(2018年1月28日)
 林のヤモリは高知市春野町に本社がある有限会社スタジオオカムラが運営している生姜料理専門のレストランです。有限会社スタジオオカムラは生姜、トマト、柑橘類など野菜加工品の製造、販売をしており、黄金しょうがのジンジャーエールなどの自社商品を開発、販売しています。
 高知県は生姜の出荷量が日本一だそうです。林のヤモリは全てのメニューに高知水田農園の生姜を使用しています。プロデュースをしたのは生姜料理専門店のオーナーで、数々の生姜レシピ本を出版している「生姜の女神」、あるいは「元祖ジンジャラ―」の異名を持つ森島土紀子さんだそうです。
 お店を作った理由は、高知県が生姜の生産量日本1なのに生姜を食べさせる店がないということからだそうです。お店の内装には燻製木を使ってインドネシア、バリのリゾートをイメージしたそうです。「ヤモリ」は東南アジアで幸せをもたらす使者とされていることから、皆なが幸せになれるようにとの思いからつけたそうです。ちなみに「林」はスタジオオカムラの代表取締役が小林正美さんだから、「林」を取ったのだと思われます。多分、「バリ島の林」をイメージしているのではないでしょうか。
 店の外観も普通のお店というよりもバリのリゾートっぽい雰囲気です。入口のドアの横には大きなヤモリがいました。店内にも大きなヤモリが壁に張り付いていました。店内の天井から吊り下げられているランプは生姜を模した形です。徹底的にこだわっている雰囲気です。
 ランチメニューは、@ジンジャー黒カレー、A「とんきこ」生姜ガーリック焼き、B生姜水餃子、C窪川ポークのジンジャー焼き、という4種類のメイン料理から選び、さらに惣菜1品を選んで、ご飯とスープがついて1,000円というセットがありました。
 「とんきこ」とは、「豚バラ軟骨を生姜と葱でじっくりコトコト、半日、煮込んだというオリジナル料理だそうです。森島土紀子さんが考案し、友人に振舞ったところ、あまりの美味しさで商品化することを決め、この時、「豚」の「とん」と「土紀子(ときこ)」の「きこ」から「とんきこ」と名付けたそうです。「とんきこ」を食べてみると、あまりの柔らかさに、とても軟骨とは思えませんでした。当然ですが、全て残すところなく食べられます。味は濃い目の味付けでしたので、汁だけでも御飯を食べられるくらい美味しかったです。
 料理はどれも美味しかったですが、思っていたほど生姜を感じませんでした。私自身は生姜が大好きなので、もっと強烈な味の生姜料理を期待していたのですが、その点は、期待はずれでした。しかし、生姜が主張しすぎない料理ということは、それほど生姜が好きでない人にも受入れ易いのかもしれません。より多くの人に受け入れられる料理ということかもしれません。

・外観



・入口のヤモリ



 ちょっと分かりにくいですかね〜

・内観





・メニュー





・ランチ





・とんきこ



・窪川ポークのジンジャー焼き



・茄子の揚げ出し



・ウインナーginger照り焼き



・林のヤモリ
 住所:高知県高知市駅前町3-22 石村ビル 1F
 TEL:088-855-4440
 営業時間:11:30〜14:00、18:00〜23:00
 定休日:無
 駐車場:無
 アクセス:JR、高知駅から徒歩5分
 カード:可(JCB、AMEX、Diners、VISA、MASTER)
 席数:47席
 オープン日:2011年8月9日
 ※ 2018年3月末に閉店