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更新日:
2018年9月16日
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◎花晨(かしん)(2018年9月15日)
花晨は、JR、伊予西条駅前のロータリーを出たところにある居酒屋です。2階にあるのですが、入口が狭く、こじんまりした居酒屋をイメージして、なかなか入らなかったのですが、入ってみたら、想像とは異なる広さで驚きました。店内に入ってすぐに靴を脱ぎますが、奥にはカウンター席があり、手前は小上がりのテーブル席でした。繰り返してしまいますが、勝手に、もっと狭いお店だと思い込んでいたので、広々とした造りに驚いてしまいました。カウンター席にも人がいて、手前のテーブル席では10人以上の団体さんが飲んでいて、窓側のテーブル席では女性2人とか、男性2人とか、結構な人がいて、大変、賑わっていました。
店員の女性の方にお勧めを聞いたら、地元産の肉や野菜など、「地産地消」に努めているので新鮮な食材で、どれも美味しいとのことでした。その中でも、と聞いたところ、もつ鍋と茄子を紹介してくれました。茄子は、地元西条産の絹かわなすという品種を使用しているとのことで、お勧めとのことでした。
「絹かわなす」は、古来より品種改良されることなく、愛媛県の西条地区だけで自家消費用に栽培されてきた在来種だそうです。栽培が難しいため生産農家が少なく、愛媛県内のみでしか流通していない貴重な茄子だということです。明治時代には既に栽培が行われていたという記録が残っているそうです。また、この地域特有の「うちぬき」と呼ばれる湧水を使った栽培によって、ふっくらと瑞々しくアクが少ないナスに育ち、地元では「ぼてナス」などと呼ばれ親しまれてきたそうです。
そんな中、メニューを見ると「茄子しゃぶ」というものがあり、初めて聞く料理だったので、注文してみました。出てきた料理を見て、驚きました。茄子だけをしゃぶしゃぶして食べるのかと思っていたのですが、豚肉と一緒に食べるのだそうです。まずは茄子を鍋に入れ、すぐに豚肉を入れ、豚肉に火が通ったら、上にレタスを置いて、一緒に丸めて食べるのです。茄子だけでも美味しいですし、豚肉だけでも美味しかったです。しかし、茄子、豚肉とレタスという組み合わせ(さらに茗荷も)で食べると、さらに美味しく感じます。これは絶品ですね。夏季限定メニューとのことですが、絶対に食べたい一品ですね。
春巻きを注文したら、「アボカドもありますが?」と言われたのですが、普通の春巻きを頼みました。お店のお勧めは、アボカド春巻きのようです。連れが一口、食べて、「普通の春巻きのつもりで注文したのに違う!」と言うので、私も食べたところ、普通の春巻きでした。どうやら、一番上の1本だけが違う種類になっていたようです。具がチーズだけだったようですが、私は食べていないので、違いが分かりません。
ラストオーダーに来た時、「サモサ」というメニューが目に入り、何なのか聞いたところ、「カレー味の揚げ物」とのことでした。美味しかったですが、最後に注文するものではないと思いました。最後の料理としては、少し油っぽかったです。
西条市は水に恵まれ、蔵元が多い事でも有名です。花晨では、その地酒の殆どを用意しているとのことで酒好きにはたまらないお店です。地元だけでなく、全国的にも手に入りにくい珍しい焼酎や日本酒も準備しているそうです。さらにビールは、市内にあるアサヒビール四国工場から届く、出来立ての生ビールだそうです。お酒も料理も美味しいお店でした。
・なすしゃぶ
・刺身盛合せ
・春巻き
・茄子明太
・アスパラサラダ
・キムチ盛合せ
・ウインナー盛合せ
・サモサ
・花晨(かしん)
住所:愛媛県西条市大町854-3 コーポ栄寿第2ビル 2F
TEL:0897-55-3843
営業時間:17:30〜23:00
定休日:日曜日
駐車場:有(2台)
アクセス:JR、伊予西条駅から徒歩2分
カード:可
席数:44席(カウンター:8席、座敷:36席)
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