江戸そば 日月庵

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更新日:
 2020年7月20日



◎江戸そば 日月庵(2020年7月20日)
 「日月庵」は、日曜日と月曜日の昼の時間だけしか営業しないというレアなお蕎麦屋さんです。香川県丸亀市という「讃岐うどん」の本場にあって、江戸蕎麦の専門店というのもレアな点です。店名の由来は、営業している日が日曜日と月曜日だからだそうです。
 店主の宮武和俊氏が、江戸そばを作るようになったのは、今でも師匠として敬っている「そば打ちの名人 高橋邦弘(たかはし・くにひろ)」さんとの出会いと、学生時代に体験した東京の蕎麦屋の雰囲気にあったそうです。
 高橋邦弘氏は、1944年(昭和19年)12月29日生まれの東京都出身の方です。高橋氏は1972年(昭和47年)1月、27歳の時、東天紅が主催した片倉康雄氏の「日本そば大学講座」に入門し、そば打ちの世界に入りました。1973年(昭和48年)3月に宇都宮「一茶庵」で修行を始め、修行のかたわら、片倉康雄氏のそば教室の師範代を務めたそうです。1975年(昭和50年)12月に独立し、東京都豊島区南長崎に「翁」を開店しました。1979年(昭和54年)8月には長野県北安曇郡池田町で蕎麦の栽培を始めました。その後、山梨、広島に移住し、その地で蕎麦屋を営んできました。2001年(平成13年)6月に広島県豊平町長笹(現、山県郡北広島町)に「達磨 雪花山房」を開き、蕎麦屋とともに蕎麦打ち指導を中心とした活動を開始しました。
 宮武氏は仕事をしながら3年間、週に1、2度、広島にある高橋氏の店に通い、蕎麦の打ち方を学んだそうです。元々は、趣味の延長で始まった蕎麦打ちでしたが、その味が評判を呼び、また、知人らの勧めもあって2003年(平成15年)秋に「日月庵」を開業しました。
 日月庵の主屋と薬医門が登録有形文化財、第37-0298号、第37-0299号に登録されています。主屋の根は入母屋造りで二重屋根です。外装は黒漆喰塗りです。住宅の内門と堀は、木造の薬医門で、妻飾りに懸魚(げぎょ)と呼ばれる装飾を付け、鶴と亀の浮き彫りを施しています。
 趣のある日本家屋で味わう美味しいお蕎麦、何度でも訪問したいお店です。ただ、営業日が少ないことが玉に傷です。









・盛そば(大)





・江戸そば 日月庵
 住所:香川県丸亀市飯山町上法軍寺1513
 TEL:0877-98-2250
 営業時間:11:00〜14:00
 定休日:火曜〜土曜
 駐車場:有(25台)
 アクセス:JR、坂出駅から車で約10分
 カード:不可
 席数:26席
 オープン日:2003年