蕎麦処 樹ノー

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更新日:
 2020年11月14日



◎蕎麦処 樹ノー(じゅのー)(2020年11月25日)
 「樹ノー」は、最初、何と読むのか分かりませんでした。「じゅのいち」と読むのかと思い、それでも変な名前だと思い、Webで調べると、「じゅのー」と読むのだと分かりました。すぐ近くに「ジュノー(Cafe Juneau)」という喫茶店を経営しており、この名前を和風にアレンジした店名だそうです。
 徳島県の山深くの村に「森岡豆腐店」という小さなお豆腐屋さんがありました。近くで穫れた大豆を使って、心を込めて作った豆腐や揚げは、美味しくて村中の人気だったそうです。遡ること80年以上前、その家に長女として美津子さんという女性が生まれました。この田舎では、お正月などのハレの日には蕎麦が振舞われたそうです。美津子さんのお母さんは、いつも子供達や親戚などの分、30人分もの蕎麦を打っていたそうです。
 そのような環境で母の姿を見て育った美津子さんにとっては、蕎麦打ちは日常のことであり、生活の一部だったそうです。このため、美津子さんは結婚してからも事あるごとに蕎麦を打っていたそうです。また、大晦日には何十人分かの蕎麦を打って配るということをしていたそうです。
 物心ついてからずっと、その姿を見て育ったのがオーナーの田中秀樹さんで、見よう見まねで美津子さんを手伝っていたそうです。美津子さんが蕎麦をこねるのが大変そうに見えてきた20年以上前、田中秀樹さんは、本格的にそばを打つようになったそうです。
 既に「カフェ ジュノー」をオープンしていたものの、何度か「蕎麦パーテー」を企画し、それが好評だったことから自信を持つようになったそうです。そこで「うどん県と呼ばれる香川県で美味しいうどんに負けない美味しい蕎麦の店を出したい」と考えるようになり、2013年4月13日(土)に「蕎麦処 樹ノー」をオープンしたそうです。
 店内は明るく、蕎麦屋さんというよりも喫茶店のような造りです。これは、「カフェ ジュノー(Cafe Juneau)」の店内の雰囲気とほぼ同じように作ったからだそうです。ゆっくりくつろいでほしいという想いから写真やクラシック音楽も楽しめる和と洋がコラボした癒しの空間にしたそうです。
 季節に合わせて全国の産地からそば粉を仕入れており、ダシにもこだわって提供しています。看板メニューは、香り高いしっかりとした食感の二八そばと十割そばの両方が味わえる「そば・そば」や、大海老の天ぷらが付く「大海老天ざる蕎麦」だそうです。うどん県で美味しいお蕎麦をゆっくりと楽しむのも良いのではないでしょうか。







・そばかりんとう



・大海老天丼御前(蕎麦大盛)







・蕎麦処 樹ノー(じゅのー)
 住所:香川県坂出市池園町9-20
 TEL:0877-85-8091
 営業時間:10:00〜15:00(蕎麦がなくなり次第終了)
 定休日:無
 駐車場:有(15台)
 アクセス:JR、坂出駅から約2km
 カード:不可
 席数:30席
 オープン日:2013年4月13日