饂飩家 五右衛門

このサイトは、日本の地域の情報についてまとめました。

  メニュー

TOPページ 

観光地 

地域情報 

日本のホテル 

日本のニュース 

日本について 

美味しいもの 

海外事情 

海外のホテル 

雑学 

用語辞典 

リンク 


更新日:
 2019年9月22日



◎饂飩家 五右衛門(2019年9月22日)
 「五右衛門」は高松市の飲み屋街、古馬場町にあるうどん屋さんです。高松では、飲んだ後の締めにラーメンではなく、うどんを食べる文化があるのか、営業時間が夜の20:00から翌1:30までという時間です。
 二代目店主の木村義之(きむら・よしゆき)氏は、高松市内の割烹料理店などで修行を積んだ後、縁があって1996年に、この店を初代から譲り受けたそうです。麺に使う小麦は季節ごとに産地を変え、香川産など4種類をブレンドするのが木村流だそうです。角の立った白肌の多加水麺は、ムチムチと歯を押し返すような強い弾力があり、讃岐うどんらしい伸びやかな食感と、チュルンとなめらかな喉ごしがあります。釜からあがって30分以上経った麺は出さないというこだわりで、いつ訪れても出来たてのツヤツヤな麺を食べることができます。
 いわゆる「讃岐うどん」のお店ですので、ふつうに「かけうどん」、「とり南蛮うどん」、「湯だめうどん」、「ざるうどん」、「肉うどん」、「ねぎうどん」、「ぶっかけうどん」、「おろしぶっかけうどん」、「玉子ぶっかけうどん」、「温玉ぶっかけうどん」、「生醤油うどん」、「肉ぶっかけうどん」、「納豆うどん」、「山かけうどん」、など多くのうどんメニューがあります。しかし、この店で有名なメニューはカレーうどんで、来店する8割のお客さんが「和風カレーうどん」か「黒カレーうどん」を注文するそうです。
 「和風カレーうどん」は純和風のカレーうどんです。京都から取り寄せた宗田節やアジ節、ウルメイワシや真昆布など7種類の素材から丁寧に出汁を引き、かえしに濃口醤油を使用したつゆは、カレーのスパイスをも包み込むような仕上がりです。
 「黒カレーうどん」はデミグラスベースで欧風です。以前、横濱カレーミュージアム(2001年1月26日にオープン、2007年3月31日に閉館)に出店していた際、良い出会いに恵まれ、「黒カレーうどん」が生まれたのだそうです。「和風カレーうどん」も「黒カレーうどん」も、ほのかな甘みがありますが、これはたっぷりの野菜の風味を損なわないようにミキサーにかけ、秘伝のカレースパイスと合わせることで最大限美味しくなるように試行錯誤した結果だそうです。「黒カレーうどん」はチーズとも相性が良く、チーズをトッピングして食べる女性客が多いそうです。
 うどんの麺は、やや細めです。カレーが良く絡むには細麺が良いという考えだそうです。実際に頼んでみると、麺に絡まる程度の量のカレーがかかっていました。食べてみると、うどんが美味しかったです。このうどんを味わうのに適した量、味のカレーということで評判になっているのでしょう。
 ちなみに五右衛門の近くに「ごえもん」という似たような名前のうどん屋さんがあるそうですが、こちらは全くの別のお店で関係ないそうです。

・カレーうどん



・黒カレーうどん



・饂飩家 五右衛門(うどんや ごえもん)
 住所:香川県高松市古馬場町13-15 AIビル 1F
 TEL:087-821-2711
 営業時間:20:00〜翌1:30(玉切れ次第終了)
 定休日:日曜日、祝日
 駐車場:無
 アクセス:ことでん、瓦町駅から徒歩約6分
 カード:不可
 席数:30席
 オープン日:1980年