宮武うどん

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更新日:
 2020年11月2日



◎宮武うどん(2020年10月5日)
 「宮武うどん」は、もともと香川県仲多度郡琴平町にあった超有名な「うどん屋さん」です。1953年に宮武士郎さんが創業した「宮武うどん」は、讃岐うどん巡りがブームとなった1990年頃、「ひやひや」、「ひやあつ」、「あつあつ」といった独特のうどんの注文方法と、手打ち独特のねじれとくぼみが特徴の麺の美味しさが評判となり、大行列が続く人気店になっていきました。「あつあつ」、「ひやあつ」という他のうどん屋さんでは使用されていない注文方法は、もともと、この店を訪れたお客さんが使い出した言い方で、それが一般化していったそうです。二代目は、息子の宮武一郎さんでしたが、年齢を重ね、体力に限界を感じたとのことで、2009年6月4日で閉店となりました。宮武一郎さんは、本広克行監督の映画「UDON」で、製麺所を営む主人公の父のモデルになったことでも知られていました。
 2009年に閉店した琴平町の本家「宮武うどん」の閉店を惜しむ声が多い中、和食の道15年のベテラン料理人であった谷本和正さんが、多くの人に愛された大将の味を継承すべく弟子入りを懇願し、うどんの道に飛び込みました。谷本和正さんは小学生の頃からお父さんに連れられて宮武に通っていたそうです。谷本和正さんの努力が認められ、宮武一郎さんから暖簾分けされ、屋号だけでなく、前店舗で使用されていた暖簾、品書き、手ねり用桶、麺棒、包丁、釜、ボイラー、どんぶり鉢など、ほとんどの品を譲り受け、2010年4月12日に高松市内に新生「宮武うどん」をオープンしました。開店当初は、宮武一郎さんも助っ人としてうどんを打っていたそうです。店内にはテーブル席だけでなく、座敷席もあります。子供連れや、大人数でも問題なく利用できます。
 「宮武うどん」の特徴は、角の立った四角い麺です。「宮武うどん」は、手打ちにこだわっています。全く機械を使わず、手ごね、手切りを継承しています。手打ちならではの「ねじり麺」で、外は弾力があり、中は柔らか、つるっとしてモチモチ、コシのある麺になっています。
 「宮武うどん」のお勧めメニューは「だしかけうどん」の「ひやひや」、「ひやあつ」、「あつあつ」だそうです。「ひやひや」は、麺が冷たく、出汁も冷たいので「ひやひや」です。うどんのコシと出汁の美味しさを感じることができるうどんです。「ひやあつ」は麺が冷たく、出汁が熱いので「ひやあつ」です。温かい出汁と冷たい麺が組み合わさって丁度、良い温かさだそうです。「あつあつ」は麺が温かく、出汁も熱いので他の店なら「かけ(うどん)」と呼ばれるうどんだと思います。
 これ以外にも、うどんが熱く、出汁が冷たい「あつひや」と生醤油をかけただけの「しょうゆうどん」もあります。また、琴平にはなかったメニューとして「ぶっかけうどん」と「ざるうどん」が追加されています。ちなみに「そば」もあります。













・あつあつ







・宮武うどん
 住所:香川県高松市円座町340
 TEL:087-886-0939
 営業時間:9:30〜15:00(玉売切れ次第終了)
 定休日:水曜日
 駐車場:有
 アクセス:ことでん、円座駅、徒歩約25分。
 カード:不可
 席数:60席
 オープン日:2010年4月12日