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更新日:
2020年12月30日
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◎丸亀製麺(2020年8月25日) 「丸亀製麺」は、「株式会社丸亀製麺(本社:兵庫県神戸市、設立:2016年3月31日、2020年4月1日に商号変更、資本金:10,000千円、代表取締役社長:山口寛)が運営しているうどん屋さんです。もともとは、焼鳥居酒屋を運営している株式会社トリドール(現、株式会社トリドールホールディングス)が2000年11月にセルフうどんの新業態として兵庫県加古川市に「丸亀製麺 加古川店」を開店したのが最初です。
株式会社トリドールは1961年神戸市生まれで1964年に兵庫県加古川市に転居し、加古川出身とされている粟田貴也(あわたたかや)氏が1985年に8坪の小さな焼鳥居酒屋「トリドール三番館」を開業したことが始まりです。その後、粟田貴也氏は店舗を増やしていき、業態を増やしていく中、2000年11月に「丸亀製麺」という名前のうどん専門店を開業しました。
2000年に粟田氏が丸亀市を訪れた際、製麺所で出来立てのうどんを提供しているお店にお客さんが行列している様子を見て、できたてのうどんを提供したら儲かるのではないかと発想し、お店を始めた、とされています。また、粟田氏の父親が香川県出身で、粟田氏は幼少の頃から讃岐うどんを食べていたという説もあるようです。製麺所に行列と聞くと丸亀市のお店ではなく、同じ香川県でも隣の坂出市だと思われますし、幼少の頃から讃岐うどんを食べていた、という話も怪しい感じがします。トリドールホールディングスの広報の説明としては、「創業社長である粟田貴也の父方の田舎が香川県坂出市。うどんの本場で知られる丸亀市の隣にある市の出身なのです。うどん県ですから、朝に昼に夜に1日に3回も4回もうどんを食べますし、製麺所に麺を買いにも行きます。粟田が何とか、この香川県のうどん文化を広められないかと、始めたのが丸亀製麺なのです。」ということのようです。(フードリンクニュース、2019年3月29日、フードリンクレポートより)
粟田氏の説明では、当時、「製麺」の名を冠した外食チェーンはなかったのではないか、とのことです。「製麺」と名付けたのは、香川の製麺所で見た、出来たてを提供する場面、そのものがお客様の感動を呼んで、それが行列につながっているのだと感じたからだそうです。そこで「作りたて感」が出る名前にしたいなと思ったそうです。「丸亀うどん」にはしたくなかった。うどん屋さんではなく、「製麺工場なんだ!」と思ってもらえるように「丸亀製麺」としたそうです。丸亀市は坂出市の隣にあります。丸に亀というのが、鶴亀のおめでたい感じがあり、気に入ったようです。申し訳ありませんが、「坂出製麺」では、ここまで大きくならなかったかもしれません。
また粟田氏は「讃岐うどん」ってシンプルに名付けてもおかしくなかったかもしれないが、「うどん」という言葉に、躍動感を持てなかったそうです。「讃岐うどん」という言葉自体は世間にあふれていたため、「讃岐うどん」や「讃岐製麺」では、みんなに振り返ってもらえないと思ったそうです。
当初、多店舗化を考えていなかったことから、本場、香川の製麺所の雰囲気を楽しんでもらえるよう、店内に製麺機を置き、「打ちたて」、「ゆでたて」の麺をセルフ形式で提供したそうです。
2000年代後半から出店数が増えていき、2009年11月時点で同業者大手のはなまるうどんの店舗数(約270店)を抜いてセルフうどん市場における店舗数第1位(321店)になったそうです。また、2011年5月9日に「丸亀製麺 沖縄美里店」を開店したことで、うどん店業界としては初となる全47都道府県への出店を達成したそうです。
海外にも進出しており、海外では「MARUKAME(まるかめ)」としています。これは、「MARUGAME(まるがめ)」とすると、「GAME(ゲーム)」と読まれてしまう可能性があること、英語圏の人には読みづらいという理由だそうです。また、米国、ハワイ州にあるワイキキ店では正式名称を「SEIMEN(製麺)」ではなく、「UDON」としており、これは海外で「うどん」の単語は英語化され、有名であることから、その専門店であることをアピールするためだそうです。
・丸亀製麺 加古川店
住所:兵庫県加古川市加古川町北在家140-1 1F
TEL:079-422-9880
営業時間:11:00〜20:30
定休日:無
駐車場:有
アクセス:JR、加古川駅から徒歩約15分
カード:不可
席数:92席
オープン日:2000年11月
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