元祖ぎょうざ苑

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更新日:
 2018年6月12日



◎元祖ぎょうざ苑(2018年6月2日)
 元祖ぎょうざ苑は、1951年(昭和26年)創業の味噌だれ餃子発祥の餃子専門店です。初代店主の頃末芳夫(ころすえ・よしお)さんは、昭和初期に岡山県から中国北東部(満州)と山東省に移り住み、貿易業と日本人向け食堂を経営していたそうです。終戦後、引揚者として帰国した頃末氏は現地で食べた餃子とジャジャ麺の味が忘れられず、当時はまだ日本で知られていなかった餃子を紹介したいという気持ちから、港町が栄えていた神戸に店を構えたそうです。
 満州時代、日本人居住者が独自に考えた独特な餃子の皮作りは、手打ちうどんの麺の作り方を応用したものだそうです。現在でも、当時の技法で手作りの皮を作っているそうです。また、当時、中国にいた日本人は、現地の赤酢や黒酢を使わず、餃子を味噌ダレにつけて食べていたそうです。そこで味噌をベースに独自の調味料の配合によって作った自家製味噌ダレで餃子を食べてもらうようにしたそうです。現在でも創業当事年から変わらないレシピは一子相伝の秘伝として現在の三代目店主、頃末灯留氏が唯一人が継承しているそうです。
 餃子の餡は国産食材にこだわり、ニンニク、うまみ調味料は添加していないそうです。赤穂の天日塩を隠し味にしているそうです。また2015年には、神戸の名産品である「神戸牛」をジューシー感とコクを出すために、「調味料」として使い始めました。神戸牛を多く入れすぎると、今までの味とガラッと変わってしまうそうです。
 自家製味噌だれは、お酢と醤油を加えて完成させます。作り方が書いてありますので、その通りにすれば良いでしょう。
 焼き餃子は、少し小さめの大きさでした。皮はもちもちと弾力があり、美味しかったです。醤油とラー油でも良いのだと思いますが、秘伝の味噌ダレとは相性が良く、とても美味しかったです。味噌が餃子の味を引き出しているような感じでした。
 水餃子は、熱々が美味しいです。こちらも味噌ダレで食べましたが、醤油でも良いかもしれません。水餃子は冷めてしまうと、皮がかたくなるので、出来立てが一番です。
 揚げ餃子の上には岩塩が振られています。ただ、かけすぎで、ちょっとしょっぱかったです。揚げ餃子は、せっかくもちもちで美味しい皮の良さがなくなってしまい、あまり美味しくありませんでした。このお店では、焼き餃子と水餃子が美味しいと思います。









・焼き餃子



・水餃子



・揚げ餃子



・元祖ぎょうざ苑
 住所:兵庫県神戸市中央区栄町通2-8-11
 TEL:078-331-4096
 営業時間:11:45〜15:00、17:00〜20:30
 定休日:月曜日(祝日の場合は振替)
 駐車場:無
 アクセス:JR、東海道本線または阪神本線、元町駅より徒歩5分
 カード:可(VISA、MASTER、JCB、AMEX)
 席数:37席
 オープン日:1951年