かに道楽

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更新日:
 2020年9月5日



◎かに道楽(2020年9月5日)
 かに道楽は、株式会社かに道楽(本社:大阪府大阪市中央区、創業:1960年(昭和35年)2月11日、資本金:3,000万円、代表取締役社長:今津博之)が運営しているかに料理専門のレストランです。大きな動くカニの看板や、「と〜れとれ、ぴ〜ちぴち」のフレーズのCMが印象的なカニ料理店です。2020年8月現在、日本全国に41店舗がありますが、海外には進出していません。2019年度の売上は178億円です。
 かに道楽の創業者、今津芳雄(いまづよしお)氏は1915年3月11日生まれで、兵庫県豊岡市瀬戸(津居山漁港の近く)の出身です。今津氏は1958年(昭和33年)に兵庫県の城崎の有名な旅館「金波楼」の案内所を道頓堀に作りました。
 その後、今津氏は1960年(昭和35年)2月11日に西道頓堀に「金波楼」の案内所に併設する形で、山陰、日本海で獲れる新鮮な魚介類を扱う「千石船」という海鮮食堂を開店させました。開店から1年くらいは思うように客が集まらず、業績は思うように伸びなかったそうです。しかし、カニを鍋で提供するという「かにすき」が、それまでにない斬新な料理ということで人気になっていったそうです。「かにすき」は、山陰、日本海の漁師が獲った魚介類を塩水で煮て食べる漁師料理「沖煮」を元に考えられたものだそうで、「うどんすき」をヒントに「かにすき」と名付けたそうです。この頃はカニ料理に絞っていた訳ではないそうですが、カニ料理をきっかけに繁盛していったことから、「かに」を冷凍保存する研究を進め、漁協の協力を得て、翌1961年に冷凍法に成功したそうです。
 この成功により、1962年(昭和35年)2月11日に東道頓堀に「かに道楽(現、道頓堀本店)」をオープンすいました。「かに道楽」は、高級食材であるカニが食べられるとあって、開店と同時に連日、満席の大盛況だったそうです。
 「かに道楽」という店名は、「かにで儲けさせて貰ったから、かにで思いっきり、道楽をしてみたい」という気持ちで、捨て身の覚悟と、無謀ともいえる熱意で命名したそうです。ただ、大きな動くカニの看板やカニすきなど、かに道楽は順調に業績を伸ばし、現在に至っています。

・刺身2種(タラバ、松葉)



・カニ酢とカニ味噌



・茶碗蒸し



・天ぷら



・カニしゃぶ





・かに雑炊



・かに道楽 道頓堀本店
 住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-6-18
 TEL:06-6211-8975
 営業時間:11:00〜23:00
 定休日:無
 駐車場:無
 アクセス:JR、難波駅から徒歩約5分
 カード:可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
 席数:332席
 オープン日:1962年