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更新日:
2020年12月30日
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◎ビッグボーイ(2020年12月20日)
「ビッグボーイ」はハンバーグやステーキを中心としたアメリカ発祥のレストラン・チェーン店です。1936年にボブ・ワイアン(Bob Wian)氏がアメリカ、カリフォルニア州グレンデイル(Glendale)で「ボブの食堂」という店を創業したのが最初です。初期の主力商品はハンバーガーだったそうです。
ある時、サイズが大きすぎるパンツをサスペンダーで穿いた小さくて丸々と太った少年が来店したそうです。ワイアン氏は、この少年の姿に魅せられ、少年をビッグボーイ(Big Boy)と呼び、店の名前も「ビッグボーイ(Big Boy)」に変え、この少年のイメージを宣伝のロゴに使うことにしたそうです。
Big Boyは味が良かったのか、繁盛したようです。1952年、ワイアン氏は最初のフランチャイズ権をミシガン州のエリアス・ブラザーズ(Elias Brothers)に売りました。そして、その後もFC店が増えていったそうです。1967年には、マリオット社(Marriott Corp.)にFCの権利を売却したそうです。現存するBIG BOYのレストランチェーンは、権利関係が異なる3つほどの系統があるそうです。
ビッグボーイを象徴するマスコットキャラクターは、赤と白のチェック柄のズボン姿とサスペンダーを着用し、名前は「ボビー」だそうです。ボビーには、家族のキャラクターも存在し、父:チャールズ、母:ルーシー、長男:ボビー(Big Boy)、長女:ヴィクトリア、次女:ミルキー、ペットの犬:バーグ、という家族構成だそうです。
日本では株式会社ビッグボーイジャパン(本社:東京都港区、設立:1977年11月10日、資本金:1千万円、代表取締役:長久保 文康)が運営しており、2020年10月時点では258店舗を運営しています。ビッグボーイジャパンは「ビッグボーイ」の他に「ヴィクトリアステーション」、「ミルキーウェイ」というブランドも展開しています。
ビッグボーイは、1977年に設立された株式会社セントラル・レストラン・システムズがダイエー系列のレストランとして輸入しました。セントラル・レストラン・システムズは翌1978年に社名を株式会社ビッグボーイジャパンに変更し、大阪府箕面市にビッグボーイ1号店を開店しました。
1980年には東京都渋谷区にビッグボーイ代々木店を関東地区1号店として開店しました。2000年には株式会社ヴィクトリアステーション(北海道札幌市)、株式会社ミルキーウェイ(宮城県仙台市)と合併し、株式会社ダイエー系列で北海道から九州まで187店舗での営業を開始しました。
2002年、筆頭株主だったダイエーの経営悪化により、株式会社ウェンコ・ジャパンとともにゼンショーに全株を売却され、ダイエーグループからゼンショーグループになっています。
開放的な1フロアーのアメリカ風の店舗に、調理場が客席から見えるオープンキッチンで作る手こねハンバーグやステーキ類をチャーブロイラー(焼き目を付けるグリドル)で焼き上げる工程が見られるなどの特徴があります。
また、ビッグボーイのメニューの中で人気なのがビーフ100%のハンバーグを直火で焼き上げた大俵ハンバーグと、店内で1つ1つ丁寧に手作りした手ごねハンバーグだそうです。牛ひき肉は、焼くと硬くなり特性がありますが、複数の肉の部位を粗く挽いたり細かく挽いたりして合わせることで、食べ応えのある食感でジューシーさのある独自の製法を開発したそうです。
・大俵ハンバーグ
・手ごねハンバーグ
・カレー
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