まつもとの来来憲

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更新日:
 2015年12月25日



◎まつもとの来来憲(2015年12月10日)
 とんてきの有名店です。「大とんてき」という250gのとんてきが有名です。店内は、思った以上に広く、たくさんの御客さんが入れます。それでも昼時には、待っている人が絶えないくらいの人気店です。
 創業者の橋本勝博さんは、ふとした縁で19歳の時、四日市市西新地で故・下田憲雄さんが切り盛りしていた中華料理店「来来憲」で働くようになったそうです。高校卒業後、就職した会社が肌に合わず10カ月で退職し、毎日ぶらぶらしていた時、来来憲の常連客であった父上の口利きで、来来憲で働くようになったそうです。
 下田さんの幼い孫をあやすことから修業が始まり、皿やコップ洗いを2、3カ月、半年経ってようやくキャベツを切らせてもらえるようになったそうです。とんてきを調理できるようになったのは1年以上、経ってからだそうです。皿洗いをしながら耳を澄ませ、肉を焼く火加減や、ふたを開けるタイミングなどを学んでいったそうです。
 28歳の時、1977年(昭和52年)2月、橋本勝博さんは、暖簾分けの形で今の場所に店を構えたそうです。当時は人通りが少なく、不安もあったそうですが、下田さんの「10年後には栄えるはず」との言葉を信じて続けてきたそうです。
 四日市名物大とんてきを前面に押し出し、1996年に新装開店したそうです。橋本さんは、来来憲時代の伝統の味に、自らがアレンジした味を加えて勝負しているそうです。
 分厚い豚の肩ロース(250グラム)を柔らかく焼き上げ、ニンニクとソースをからめた味で、野菜や御飯に合う味になっています。
 分厚い豚肉をふっくら焼き上げるのは至難の技だそうです。店主いわく、火が通りきる寸前が一番良く、その時、焼き音が変わるそうです。また、塩加減と味付けのタイミングも難しいそうです。
 ラードとソース(ブレンド)は、下田憲雄さんの来来憲が西新地で使っていたのと全く同じメーカー、配合を使っているそうです。当時の味を守りながら、さらに美味しいトンテキを提供しようと努力しているそうです。



     お店の外観です。



     大とんてきです。



     キムチ炒飯



     塩ラーメン

・まつもとの来来憲(http://matumoto-rairaiken.com/)
 住所:三重県四日市市松本2-7-24
 TEL:0593-53-0748
 営業時間:11:00〜14:00、17:00〜20:00
 定休日:月曜日、火曜日(祝日の場合は営業)
 駐車場:有(24台:第1駐車場(20台)、第2駐車場(4台))
 カード:不可
 アクセス:近鉄、伊勢松本駅から徒歩3分
 席数:46席
 オープン日:1977年2月