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更新日:
2018年11月30日
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◎住よし(2018年11月30日)
「住よし」は、JR名古屋駅の各ホームにある立ち食いきしめんの有名店です。昭和26年6月に設立された東京都杉並区に本社がある株式会社ジャパン・トラベル・サーヴィスが運営しています。ジャパン・トラベル・サーヴィスは「きしめん 住よし」のほか、「グルめん」、「憩(いこい)」、「そば うどん 爽亭」、「らあめん豊来軒」という店舗も運営しています。
名古屋駅できしめんは、在来線のホーム、新幹線のホームで食べられます。ただし、12、13番線ホームには店舗がないようです。ちなみにジャパン・トラベル・サーヴィスによるときしめんは、1961年(昭和36年)に3・4番線と5・6番線のホームで販売したのがはじまりだそうです。
新幹線上りホームには大阪寄りに「住よし」があり、東京寄りに「グル麺」というお店があります。いずれもジャパン・トラベル・サーヴィスの運営ですが、新幹線下りホームにも「グル麺」があります。ただ、こちらはジャパン・トラベル・サーヴィスの運営ではありません。JR東海の子会社である株式会社ジェイアール東海パッセンジャーズが運営しており、メニューも異なっているそうです。店名が同じということは、ややこしいですね。
つゆはしっかりとした濃い目です。お店ごとに、ムロアジや宗太鰹(そうだがつお)などをあらかじめブレンドした削り節でダシをとっているそうです。削り節でとった出汁にかえしを合わせてツユを仕上げますが、ダシの配合やかえしの調合は創業当時からほとんど変わっていないそうです。週末など多い時は1日に5〜6回もダシをとるそうです。効率を考えると、濃縮タイプのツユが便利ですが、味にこだわっているため、店舗でツユを作ることが必要なのだそうです。
麺は冷凍麺を、店舗で茹でる形です。創業時は乾麺を使っていたそうですが、その後、ゆで麺になり、さらに新幹線ホームでは2003年(平成15年)に冷凍麺に切り替え、在来線ホームでは2008年(平成20年)に冷凍麺に切り替えたそうです。冷凍麺を使うメリットは味の他、保存がきくこと、1人前の分量が決まっていることなどが挙げられます。
「憩 いこい」を含めた在来線の6店舗には全てフライヤー(揚げ物用機器)が完備しており、どのお店も天ぷらは揚げたてを提供しているそうです。ただし、新幹線ホームのお店にはフライヤーがないため、3・4番線ホームにあるお店で揚げたものを運んでいるそうです。3・4番線は電車の本数が一番少ないため、新幹線ホームのための揚げ物を代行しているのだそうです。
・海老天きしめん
・住よし
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 名古屋駅構内
TEL:052-586-0624
営業時間:6:00〜21:30
定休日:無
駐車場:無
アクセス:JR、名古屋駅構内
カード:不可
オープン日:1961年(昭和36年)
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