スパゲティハウス チャオ

このサイトは、日本の地域の情報についてまとめました。

  メニュー

TOPページ 

観光地 

地域情報 

日本のホテル 

日本のニュース 

日本について 

美味しいもの 

海外事情 

海外のホテル 

食品の話 

雑学 

用語辞典 

リンク 


更新日:
 2023年12月15日



◎スパゲティハウス チャオ(2023年12月15日)
 「スパゲティハウス チャオ」は名古屋めしとして有名な「あんかけスパゲッティ(あんかけスパ、あんかけスパゲティ)のお店です。1979年11月1日に名古屋駅、第5堀内ビルに「スパゲティハウス チャオ」を開業(2017年に閉店)したのが最初です。名古屋市中区に本社がある株式会社モリタ(創業:1979年11月1日、設立:1981年4月1日、資本金:1000万円、代表取締役:森田慶一)が運営しています。
 創業者の森田文二氏は金属加工メーカーで品質管理の仕事をしていたそうですが、ある日、「下請けではなく自分たちが主導権を握れる商売がしたい」と思い立ち、社員3人で飲食部門の関連会社を立ち上げたそうです。最初に考えたのは「ハンバーグがメインのファミリーレストラン」だったそうです。当時はファミリーレストランの勃興期で首都圏を中心に大手チェーン店が出店をし始めた頃で、名古屋にはロイヤルホストが1軒あるだけだったため、チャンスと考えたそうです。そこで森田文二氏と3人は昼間は料理学校に通い、夜はそれぞれ別の飲食店でアルバイトして準備をしたそうです。森田文二氏自身は、ある洋食レストランで働き始めたそうですが、数ヶ月が経った頃、森田さんはハンバーグレストランの計画を中止してしまったそうです。それはスカイラークをはじめ大手チェーンが名古屋に事務所を構え、翌年以降の出店計画を進めていることが分かったからだそうです。さらに地元、名古屋最大の飲食グループも参入を表明したことから、自分たちのような新参者では勝ち目がないと判断したからだそうです。
 しかし、せっかく準備を進めていたことから飲食事業をやりたいと考え、森田文二氏はスパゲッティに目付けたそうです。当時、現在、「あんかけスパ」と呼ばれているスパゲッティが最初の黄金期を迎えており、現在でも老舗として続いているお店の数々は既に営業をしていたそうです。しかし、それらは全て個人経営の小規模店であったことから、森田文二氏は自分たちでも戦えるのではないか、と考えたそうです。
 そして森田文二氏は、当時の人気店に頻繁に通い、色々なメニューを食べ、人気店の味を研究し、コピーしたそうです。この時、料理教室での恩師である鈴木洋子さんにも同行してもらい、味の確認をしていたそうです。そして料理教室に通う若い女性、80人を集めて試食会をしたそうですが、約8割が「辛すぎて食べられない」と言ったそうです。
 そこで森田文二氏はレシピの改良に取り掛かり、現在の子どもでも食べられる優しい辛さのソースを完成させたそうです。森田文二氏は既存のスパゲッティ店を視察する中で、女性客が少ないことが気になっていたそうです。そこで女性に受け入れられる料理にすれば成功すると考えたそうです。そこで鈴木洋子さんにも協力してもらい、女性に好まれる味に創り上げ、店舗デザインも明るくおしゃれにしたそうです。これが当たり、現在の発展につながったのでしょう。2023年12月現在、チャオはJR名古屋駅太閤通口店を始め、5店舗を展開しています。また、「チャオ」のフードコート型店舗である「チャオニーノ」というお店も2店舗、運営しています。



・ミラカン(J)、ソース多め



・スパゲティハウス チャオ JR名古屋駅太閤通口店
 住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JR名古屋駅 名古屋うまいもん通り太閤通口
 TEL:052-571-8625
 営業時間:11:00〜23:00
 定休日:無
 駐車場:無
 アクセス:JR、名古屋駅構内
 カード:可(VISA)
 席数:46席
 オープン日:2015年12月11日