ブロンコビリー

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更新日:
 2020年8月23日



◎ブロンコビリー(2020年4月1日)
 「ブロンコビリー」は、東海地方(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)を中心に展開しているステーキレストランチェーンです。現在は、愛知県名古屋市名東区に本社がある株式会社ブロンコビリー(創業:1978年、資本金:21億9,900万円(2018年12月31日現在)、代表取締役社長:竹市克弘)が運営しています。東海地方だけでなく、東京をはじめとした関東地区、京都や大阪などの関西地区など、1都2府10県で135店舗(2018年12月31日現在)を展開していますが、全て直営で、売上高111億5,500万円、営業利益14億1,500万円、経常利益は14億5,300万円(2018年12月期)になっています。
 創業者の竹市靖公(たけいち・やすひろ)氏は1969年に名古屋市北区に喫茶店「トミヤマ」をはじめたそうです。とてもよく流行ったそうですが、竹市氏は「より多くのお客様、より多くの仲間と出会い、幸せにしたい」と考え、日本全国の繁盛店をみて回ったそうです。そして、1978年に名古屋市北区に「ステーキハウス ブロンコ」を開業しました。
 その後、1981年に「ステーキハウス ブロンコ」を全面改装し、「ステーキハウス ブロンコビリー」にしました。「ブロンコビリー」の名前の由来は「野生の馬」、「荒々しい」という意味をもつ「ブロンコ」と、「常に少年の心を忘れない」という思いからアメリカの少年の名前「ビリー」を合わせたそうです。
 1983年12月にステーキレストラン経営を目的として名古屋市北区に株式会社ブロンコ(資本金:200万円)を設立(店舗数:3店)しました。1985年には炭焼きとサラダバーを導入し、人気を博したそうです。その後、名古屋市内から愛知県郊外へとチェーン展開してきました。
 2001年には56店に達したものの、この年にBSE(牛海綿状脳症)問題が発生し、順調な経営が一転し、53億円の年商に対して5億円を超える赤字と、38億円の借金を背負って倒産の危機に直面したそうです。当時のブロンコビリーは出店を加速させるため、低価格路線を取っていて、1700円だった顧客単価を970円にまで下げていたそうです。このため、コストを抑えるために炭火焼を鉄板に変え、サラダバーも廃止していたそうです。
 しかし、この状況では危機を乗り越えられないと考えた竹市社長は、サラダバーと炭火焼をパワーアップさせた形で復活させ、ご飯も大かまどで炊くよう変更したそうです。この「ごちそう感」を演出するレストランへの転換によってお客様が戻り、現在まで成長を続けているそうです。現在の顧客単価は1,650円だそうです。
 サラダバーの野菜は市場から直接買い付け、新鮮なまま毎日店舗に配送しているそうです。旬の食材を提供するため、2カ月に1回メニューを更新し、カット野菜だけでなく、パスタ、旬の創作サラダ、デザートまで用意しています。
 野菜は店内でカットし、サラダバーの状況は常時、カメラで撮影し、厨房に映し出されるシステムになっており、減ってきた野菜は即座に切って補充しています。常に鮮度の高い野菜が提供されるため、サラダバーを目当てに来店する女性客も多いそうです。
 現在の「ブロンコビリー」では「炭焼きステーキとハンバーグ」、「大かまど炊きのご飯」、「店舗でカットする新鮮野菜のサラダバー」が魅力になっています。



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