白百合醸造

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更新日:
 2014年11月10日



◎白百合醸造(2014年10月10日)
 「白百合醸造」は、1938年(昭和13年)創業の山梨でも屈指の個性的なワインメーカーです。現在は3代目となる内田多加夫氏が経営している個人ワイナリーです。
 白百合醸造は勝沼に自家農園を持ち、原料となる葡萄の栽培からワイン造りまで、一貫してこだわり抜いており、初めてワインに触れる方から専門家まで楽しめるワイナリーになっています。「味わう!体験する!思い出を残す!」をキーワードに、勝沼をまるごと思い出にできるワイナリーを目指しているそうです。試飲、テイスティング はもちろん、ワインツアー、ブドウ踏み体験、生ワインボトル詰め、オリジナルラベル作りなどの体験ができるそうです。
 白百合醸造のブランド、「ロリアン(L'OLIENT)」は、フランス語で「東洋」を意味しており、ヨーロッパに劣らない高水準のワイン造りを目指して名付けられたそうです。
 建物の外観は、白で統一されたお洒落な雰囲気です。白い建物に白い柵が取り付けられており、葡萄の木が絡まっています。建物内部は広々としており、沢山の御客さんが来ても大丈夫なようになっています。ワインは、試飲してから買うことができます。また、ワインだけでなく、ワインに関連した商品なども販売しており、いろいろなお土産物を買うことができます。
 ワインセラーは、オーストリアのハプスブルグ家で使用された130年前の手作り煉瓦で再現されたドーム型セラーとなっており、ワインが1000本ほど貯蔵されているそうです。「ロリアン勝沼甲州」のほか、甲州、マスカット・ベーリーA、シャルドネ、メルローなど、様々なワインがあります。また、勝沼では唯一、グラッパも造っています。
 最近では、「美味しんぼ」や「神の雫」など、マンガなどでも紹介されることがあり、知名度がますます上がっているようです。私は平日にしか行ったことがありませんが、平日は、それほど混雑していないので、ゆっくりとお店の人と話をしながらワインを選ぶことができます。

・略歴
1938年(昭和13年):初代、内田國太郎が近所の葡萄栽培農家と「白百合葡萄酒共同醸造組合」を始める
1942年(昭和17年):2代目、内田四郎が後を継ぐ
1952年(昭和27年):法人化し、「白百合醸造株式会社」となる
1973年(昭和48年):山梨市の自宅敷地に鉄骨2階建ての工場を建設
1984年(昭和59年):山梨県で初めてピーチワインを開発、販売
1985年(昭和60年):本社工場を山梨市から勝沼町に移転し、観光客が立ち寄れる工場にする
1986年(昭和61年):ロリアンワイン祭、第一回開催
1989年(平成元年):発泡性ワイン(シャン・ピーチ)を開発、販売
1993年(平成5年):オーストリア、ハプスブルグ家の130年前のレンガを使ったワインセラーが完成
1995年(平成7年):現社長、3第目、内田多加夫が社長就任
1996年(平成8年):勝沼ガラス工房「がらす屋」オープン
1998年(平成10年):2代目、内田四郎が「業務に奨励し衆民の模範たるべき者」に授与される「黄綬褒章」を受章
2004年(平成16年):イタリアよりグラッパ蒸留機を入れ、生産、販売を開始
2008年(平成20年):創業70年を迎える







・白百合醸造(http://www.shirayuriwine.com/home)
 住所:山梨県甲州市勝沼町等々力878-2
 TEL:0553-44-3131
 営業時間:9:00〜16:30
 定休日:無
 駐車場:有(乗用車30台、バス8台)