麺許皆伝

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更新日:
 2015年9月12日



◎麺許皆伝(めんきょかいでん)(2015年9月5日)
 御主人の三浦保雄さんがお父さんと一緒に「麺許皆伝」を開いたのは、20 年くらい前のことだそうです。足和田村で製麺業を営んでいたお父さんの弘太郎さんから、「自社で製造した麺を使って、うどん屋を経営したらどうか」と勧められ、都内の会社を辞めて、一緒にうどん屋を始めたそうです。店名の「麺許皆伝」は、仕入れ先である製粉メーカーの粉の商品名「麺許皆伝」を譲り受けたのだそうです。
 当時は、「はなや」や「白須うどん」という古くからやっていた店が7〜8 軒あっただけで、現在のように有名にはなっていなかったそうです。しかし、その頃、市役所が「うどんマップ」を作って、吉田のうどんを広めていこうとしていた時期だったそうです。
 三浦さんがこだわったのは麺です。従来の吉田のうどんとも、讃岐のうどんとも違う、三浦さんのお父さんが打つ麺で勝負したのです。しかし、一般的な吉田のうどんに比べると柔らかいため、最初はなかなか受け入れてもらえず、開店から1年くらいは「これは吉田のうどんじゃない」などと批判されたり、お客さんが全く入らない日もあったそうです。
 それでも、こだわりの麺で勝負していたら、次第に若い世代を中心に少しずつ、常連客が増えていったそうです。現在では、誰でも食べられる程よい硬さの手打ち麺で、つるつる感があって、コシがあると評判になっています。
 麺許皆伝は、麺だけでなく、トッピングのボリュームも人気があるそうです。最も人気があるメニューは、竹輪の天ぷら、油揚げ、ワカメ、肉などが入った「欲ばりうどん」です。また、麺許皆伝の「天ぷらうどん」は、直径18cmもある特大の丸いてんぷらが特徴です。9種類のトッピングの中から、自分の好みで選んで、うどんに加えることもできます。肉うどんに、甘い金平を乗せた、通称「肉きん」も人気が高いメニューだそうです。
 13時30分に着いたら、2組、待っていましたが、10分くらい待っていたら、席に着くことができました。しかし、ちく天(ちくわ天ぷら)と、かき揚げ天ぷらがないとのことでした。また、御飯もないとのことで、あるものの中から選ぶしかなく、少し、残念でした。結局、「欲ばりうどん」の「ちくわ天ぷら抜き(っていうか、無いので)」を注文しました。値段は、通常の100円引き(490円)とのことでした。イメージでは、肉うどんの上にトッピングでキツネとワカメを足したような感じでしょうか。
 麺は太めのモチモチした麺で、コシがあって少し硬く感じました。結構、噛み応えがありました。1人前を食べましたが、途中、顎が痛くなりました。最近は、余程、柔らかいものばかり食べているのかと、ちょっと反省してしまいました。このお店で顎が痛くなっているようでは、他のうどん屋さんでは、もっと苦労するということでしょうか。
 味噌と醤油を合わせた汁は、そんなに濃くなく、甘い感じです。上品な感じの汁で、とても美味しかったです。



・麺許皆伝
 住所:山梨県富士吉田市上吉田849-1
 TEL:0555-23-8806
 営業時間:11:00〜14:00(売り切れ次第終了)
 定休日:日曜日
 駐車場:有(24台)
 アクセス:富士山駅から719m
      中央自動車道 河口湖I.C.から3.2km
 席数:36席(カウンター5席)