元祖ニュータンタンメン本舗

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更新日:
 2021年10月17日



◎元祖ニュータンタンメン本舗(2017年5月20日)
 元祖ニュータンタンメン本舗は、神奈川県の川崎市、横浜市を中心に店舗を構えている中華料理のチェーン店です。「タンタンメン」と聞くと、赤いラー油が浮いたオレンジ色のスープに挽き肉や青梗菜が載った「担々麺」を想像すると思いますが、こちらは担々麺とは異なる「ニュータンタンメン」という食べ物です。
 五十嵐源吉氏が1964年(昭和39年)に中華料理店(現在の京町店)を開業したのが始まりです。川崎は焼肉店が多く、五十嵐源吉氏が京町にお店を出す時、知人から「焼肉をやるならラーメンも一緒に出したらどうか」と勧められたそうです。もともとは「焼肉店」がベースで、「ラーメン」も出していたお店だったようです。
 そして1967年(昭和42年)に肉体労働者やタクシー運転手向けにスタミナが付く料理として担々麺をアレンジした「ニュータンタンメン」を考案したそうです。五十嵐源吉氏は中国で担々麺を食べ、これを日本で始めようとしたものの、本場の味で調理すると日本人には辛すぎると考え、溶き卵を流し、胡麻を使わない新しい料理を生み出したそうです。この料理は中国本土で食べられている担担麺とも、日本の中華料理店で出されている担担麺とも異なるオリジナルの料理であることから「ニュータンタンメン」と名付けたそうです。
 豚ガラ塩味ベースのスープに挽肉、ニンニク、玉子をからませ、粗挽き唐辛子でパンチをきかせた料理です。麺は、厳選した小麦粉を独自製法でモチモチ食感を追求しており、ツルツル、モチモチのストレートのやや太めの麺です。コクのあるスープとニンニク、溶き卵のバランスが絶妙です。あと、特徴としてレンゲが大きいことです。普通のお店のレンゲの2倍くらいありそうです。
 初代と二代目の時までは、のれん分けを含め、7店舗しかありませんでしたが、2016年(平成28年)11月に二代目が会長になり、現在の社長(三代目)が就任すると、フランチャイズ展開を広げ、全国に出店を進めています。2017年5月現在、神奈川県を中心に34店舗を展開しています。
 なお、創業店の京町店は、2009年8月に建物が建て替わり、リニューアルオープンしています。それ以前には「中華 焼肉」と書かれた看板が目印でしたが、現在は「焼肉」の文字はありません。ただ、現在でも一部の店舗では焼肉も提供しているそうです。
 「ニュータンタンメン」が看板料理ですが、サイドメニューの「味噌餃子」も名物だそうです。よね。野菜がぎっしり詰まったヘルシーな餃子にオリジナルの味噌ダレが合い、さっぱりと食べやすい一品です。この「味噌餃子」も、創業数年後にはメニューにあったそうです。















・焼肉も食べられます。













・ニュータンタンメン(中辛)



・ニュータンタンメン(大辛)



 レンゲが大きいです。小さく見えるのが普通のサイズで、炒飯についてきました。



・ニュータンタンメン(めちゃ辛)



・炒飯







・味噌餃子



・ランチAセット(大辛)



・餃子



・元祖ニュータンタンメン本舗 京町店
 住所:神奈川県川崎市川崎区京町1-18-7
 TEL:044-366-2180
 営業時間:11:00〜23:00
 定休日:無
 駐車場:有(8台)
 アクセス::JR、南武支線、川崎新町駅から徒歩約7分
 カード:不可
 席数:50席
 オープン日:1964年(昭和39年)