東天紅

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更新日:
 2024年2月4日



◎東天紅(とうてんこう)(2024年1月15日)
 「東天紅(とうてんこう)」は株式会社東天紅(本社:東京都台東区池之端、資本金:2,572,092(千円)、社員:197人、代表取締役社長:小泉和久)が運営している中国料理レストランチェーンです。2024年1月現在、全国で11店舗を展開しています。
 創業者の小泉一兵衛(こいずみ・いちべえ)氏は1920年(大正9年3月16日)、東京に生まれました。戦後、上野に再建された家業の衣料品店「赤札堂」を継ぎ、社長になると徹底した安売り商法で急成長させました。しかし、1956年(昭和31年)、36歳の時、アメリカでNCR Corporation(アメリカ合衆国の総合情報システム企業)の国際セミナーを受講し、米国のマネジメントやマーケティングを学んで帰国すると「商店主」から「経営者」へと考え方が変わっていたそうです。
 そして「異業種複合経営」という方法を考え出し、1957年(昭和32年)3月、可燃性天然瓦斯温泉並びに石油の掘さく、温泉娯楽場等の経営、温泉並びに天然瓦斯の供給等を事業目的として上野観光温泉株式会社(東天紅の前身)を資本金100万円で設立しましたが、実際の事業は開始しなかったそうです。そして1961年(昭和36年)5月、商号を株式会社東天紅に改めると、12月には本格的な中国料理の店を展開すべく、東天紅の第1号店である「上野店」を東京都台東区に地上4階、地下2階建の規模で開店しました。
 広東・福建料理をベースにした日本人が作る、日本人に好まれる中国料理は、香りやクセの強い調味料は使わず、また、辛さが際立った料理は作らないというポリシーで日本人に受け入れられたようです。また、総客数1,000席という大型店舗で、日本初のバイキング方式を採用するなど話題性もあり、事業は大成功、連日、大盛況だったそうです。5年後の1966年10月には「上野店」を地上8階建に増改築すると、1969年4月には東京都江東区にチェーン店第1号店として「深川店」を開店しました。その後も1981年(昭和56年)8月に秋田市に、1987年(昭和62年)8月にはさいたま市大宮区に、1991年(平成3年)9月には兵庫県姫路市に店舗を展開するなど、全国に店舗を広げていきました。また、上野本店は2015年(平成27年)に建て替えられ、宴会場から個室まで、6人〜400人まで利用目的に合わせた会場を持つ施設に生まれ変わりました。

・6種冷菜の盛合せ



・北京ダック



・蒸し点心2種



・ふかひれのスープ



・海老のチリソース煮、蒸しパン添え



・錦江黒酢の酢豚



・あんかけ焼きそば



・デザート



・東天紅(とうてんこう) 上野本店
 住所:東京都台東区池之端1-4-1 上野不忍池畔
 TEL:03-3828-5111
 営業時間:11:30〜21:00
 定休日:年末年始
 駐車場:有
 アクセス:JR、上野駅、しのばず口から徒歩約13分
 カード:可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
 席数:1200席
 オープン日:1961年(昭和36年)12月