白木屋(しろきや)

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更新日:
 2020年8月25日



◎白木屋(しろきや)(2020年8月25日)
 「白木屋」は、「魚民」、「笑笑」、「目利きの銀次」、「山内農場」、「千年の宴」、「キタノイチバ」、「鶏のGeorge」、「豊後高田どり酒場」、「魚萬」、「俺の串かつ 黒田」、「ホルモンおいで屋」、「福福屋」、「バリヤス酒場」、「丹波黒どり農場」、「みつえちゃん」、「月の宴」、「かば屋」、「めでた家」、「くろ○」、「四十五縁家」、「すしざむらい」、「しゃぶ食べ」、「カミナリステーキ」、「ATHREE PARLOR」、「竹取酒物語」、「産直横丁」、「うちくる」、「焼肉X牛」、「Monte Cafe」、「kocoro-ya」、「モンテビア」、「月の花」、「魚銀」、などの居酒屋を運営している外食産業の大手、株式会社モンテローザ(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:大神輝博(本名・大賀輝博:おおがてるひろ)、資本金:28億9,500万円、連結売上高:983億円(2020年3月期実績)、社員数:2,661人、グループ総店舗数:1,640)が運営している居酒屋です。正式には、「居楽屋 白木屋(いらくや・しろきや)」という名称です。
 モンテローザの創業者の大神輝博氏は、大分県の高校を卒業後、18歳で上京し、新宿、歌舞伎町の高級クラブで呼び込みを始めたそうです。適性があったようで、呼び込みだけで一晩20組以上1万6000円稼ぎ、店の仕事もやって20日勤務で30数万円稼いだそうです。当時は、大卒の初任給が月3万円の時代です。そんな大神氏は、24歳で高級クラブの総支配人に抜擢され、その後、3店舗の店を8店舗に増やしたそうです。
 当時の店のオーナー経営者が大神氏の才覚を認めて800万円を貸してくれ、暖簾分けのような形で独立させてくれたそうです。1975年、25歳でパブ「モンテローザ」を開業したのが「モンテローザ」の始まりです。まだカラオケもなかった時代、ピアノの生演奏を入れて歌えるようにし、ホステスに「飲み代の50%をキャッシュバック」して集客し、3店舗まで増やしたものの、掛け売りが多く、嫌気が差したとそうです。
 1982年6月に「つぼ八 新宿3丁目店」がオープンしました。大神氏は店が終わった後、馴染みのお客さんと朝まで営業している同店を訪れたそうです。この店は大盛況で、カウンター席に座るのに20分程、待たされたそうです。普通はイラつくところ、大神氏は「これだ!」と思ったそうです。客単価が安く、現金決済なのが魅力だったそうです。
 大神氏はパブ3店舗を6,000万円で売却し、つぼ八のFCに加盟したそうです。この時、株式会社化して「株式会社モンテローザ」を設立、1983年5月に「つぼ八 中野駅南口店」を開店しました。この後、「恵比寿店」、「五反田店」、「池袋店」、「渋谷店」など計6店舗をオープンしていきました。当時、居酒屋は養老乃瀧、天狗チェーン(現、テンアライド)などが横綱格だったそうです。新店を出すと、近くのお店が価格競争を仕掛けてきたそうです。大神氏はFCに加盟しているとロイヤルティーなどがかかり「価格競争に勝てない」と考え、約2年で「つぼ八」を脱退しました。そして、「つぼ八」を「八つぼ」や「はちつぼ」に看板を替えて営業したものの、つぼ八から商標権侵害で訴えられ、敗訴しました。これをきっかけに店舗を「白木屋」に転換しました。大神氏は若い女性客をターゲットにし、居酒屋チェーンとして初めてカクテルを導入しました。女性客に釣られて男性客もやって来るという好循環を作ったそうです。
 モンテローザは、1993年には「和民」を模倣した「魚民」を開業、2002年には「月の雫」を模倣した「月の宴」を開業、2010年には「塚田農場」を模倣した「山内農場」を開業、2013年には「串カツ田中」を模様した「俺の串かつ黒田」を開業、2018年には「いきなり! ステーキ」を模倣した「カミナリステーキ」を開業し、巨大化しています。



・白木屋 三鷹北口駅前店
 住所:東京都武蔵野市中町1-17-3 6 モンテローザ三鷹本社ビル 1F
 TEL:0422-36-7188
 営業時間:17:00〜5:00
 定休日:無
 駐車場:有
 アクセス:JR、三鷹駅、北口から徒歩約3分
 カード:可(VISA、Master、JCB)
 席数:162席