セマウル食堂

このサイトは、日本の地域の情報についてまとめました。

  メニュー

TOPページ 

観光地 

地域情報 

日本のホテル 

日本のニュース 

日本について 

美味しいもの 

海外事情 

海外のホテル 

食品の話 

雑学 

用語辞典 

リンク 


更新日:
 2024年2月4日



◎セマウル食堂(새마을식당)(2024年1月15日)
 「セマウル食堂(새마을식당)」は、韓国のソウル市、江南の論峴洞(ノニョンドン)に本店があり、韓国で約200店舗を展開している焼肉チェーン店です。練炭に負けない味を出す「熱炭(ヨルタン)」を使った豚焼肉がお手頃価格で楽しめる庶民的な雰囲気のお店です。韓国で最も有名な料理人とされているペク・ジョンウォン(백종원)氏のお店です。
 ペク・ジョンウォン氏は1966年9月4日、忠清南道の礼山という田舎の富裕層の家庭で生まれました。延世大学1年生の時、アルバイトをしていた居酒屋を買い取り、初めて飲食業に足を踏み入れました。その後、軍隊でも料理をし、経験を積むと、除隊後、「元祖サムパプチプ」という食堂を買い取り、本格的に事業を始めました。しかし、IMF通貨危機によって事業に失敗し、17億ウォンの借金を抱えることになったそうです。
 人生を終えるつもりで香港に行ったペク・ジョンウォン氏は、香港の美味しい料理に魅了され、韓国に戻ってまた新しく事業を始めようと決心したそうです。韓国に戻ったペク・ジョンウォン氏は元祖サムパプチプを立て直し、「韓信ポチャ」を始めとして、様々なチェーン店を設立していったそうです。
 そして2010年からSBSテレビで「本当の韓国の味」という番組に出演し、田舎の年配の方々が食べていた昔のレシピを探し、韓国の伝統の味を紹介したそうです。その後も様々なテレビ番組に出演した結果、20以上のテレビ番組に出演し、飲食業専門家として知名度を上げたそうです。
 ペク・ジョンウォン氏が運営しているチェーン店はセマウル食堂の他に以下のようなお店があります。

・ホンコンバンジョム0410(香港飯屋:홍콩반점0410)
 中華風焼きそば、韓国酢豚(タンスユク)、スパイシーなチャンポンが有名です。

・ハンシンポチャ(한신포차)
 居酒屋、代表的なメニューは鶏の足(국물닭발:クンムルタッパル)やチーズ豚バーベキューです。

・ヨッチョンウドン0410(駅前うどん:역전우동)
 ペク・ジョンウォン氏が駅前で一人でうどんを食べていた時、手頃な値段でみんなに食べてもらいたいと思ったことから、安くて美味しいうどん屋さんが誕生したそうです。

・トルベギチブ(돌배기집)
 チャドルバギ(牛のともばら肉)専門店です。

・ペッチョルパン(ペク鉄板:백철판)
 タッカルビ専門店です。

・ペッタパン(Paik's Coffee:빽다방)
 カフェです

・ミジョングクス0410(미정국수0410)
 グクス(うどんよりもそうめんに近い細い麺)類の麺料理がメインのお店です。

 セマウル食堂が日本に進出したのは2012年12月で、江戸川区西小岩に日本1号店をオープンしました。その後、新大久保、三軒茶屋と、次々と店舗数を増やしており、2024年1月現在、8店舗を展開しています。
 店名の「セマウル」とは、朴正煕大統領が提唱した「セマウル運動」に由来するそうです。「セマウル」とは「新しい村」という意味で、1970年代に慶尚北道から始まった地域開発運動のことです。日本で言う高度成長時代に相当する古き良き時代のソウルというイメージがあるそうです。





・チャドルバギ(牛薄切り焼肉)



・ソグムクイ(豚肩ロース塩焼き)





・7分豚キムチチゲ



・キムチチヂミ



・ケランチム(韓国風茶碗蒸し)



・ミョルチグッス(煮干しだしそう麺)



・ネンキムチマリグッス(冷しキムチそう麺)





・セマウル食堂 小岩店
 住所:東京都江戸川区西小岩1-27-20 イーストビル 1F
 TEL:03-6458-0145
 営業時間:17:00~24:00
 定休日:無
 駐車場:無
 アクセス:JR、総武線、小岩駅、北口から徒歩約3分
 カード:可(JCB、AMEX、VISA、Master、Diners)
 席数:50席
 オープン日:2012年12月1日