メニュー
TOPページ
観光地
地域情報
日本のホテル
日本のニュース
日本について
美味しいもの
海外事情
海外のホテル
食品の話
雑学
用語辞典
リンク
更新日:
2016年4月7日
|
◎むさしや(2016年4月6日)
むさしやは創業明治18年(1885年)の老舗洋食店です。JR新橋駅から徒歩1分の場所にあるニュー新橋ビルの1階にあります。店の看板に「創業明治拾八年」とか、「旧住所:東京市芝区烏森4」などと、わざわざ書いていますので、「老舗」が自慢のお店です。
創業当初は、愛宕で焼きいも等を売ることからスタートし、後に新橋に移転したそうです。昭和の高度経済成長期以降に現在の洋食を提供するお店になったそうですが、それでも洋食店として50年以上の歴史があるお店です。
現在はニュー新橋ビルの1階のエレベーター前にあり、極端に出っ張り部分が短いL字型のカウンターだけの店舗です。一応、カウンター席の椅子の後ろには簾がかかっており、食事中の方の顔が見えないように配慮されています。
ナポリタンとオムライスが人気メニューで、昼時には、行列ができています。カウンター席が8〜9席しかないことも行列ができる理由の1つでしょう。
行列に並んでいると、適当なタイミングでオーダーを聞かれます。油断していると駄目です。行列の横にはメニューがありますので、それを見て考えておくべきです。店員さんが「オーダー聞きます」とカウンター越しに声をかけてくると、行列の先頭から順に「ナポリタン!」、「ナポ大!」、「オムライス」、「オムライス大」などと注文をしていきます。ナポリタンとオムライスの2つがほとんどでした。
私はナポリタンの大にしようかと思っていたのですが、メニューの写真を見てオムライスに変更しました。何とオムライスなら、付け合せでナポリタンが載っていることを発見したからです。これなら、オムライスもナポリタンも両方、食べることができます。
食事を終わった人が出て行くと、テーブルの上を片付けて、「ナポリタンの人」、「ナポ大の人」などと順番に声をかけて、席に案内してくれます。事前に注文しているため、席に着くと、そんなに待たずに料理が運ばれてきます。
オムライスは、昔懐かしいといった感じの味でした。玉子焼きの下はケチャップたっぶりで重くて、濃い味のチキンライスでした。味噌汁もついていました。700円でしたが、なかなかのボリュームでした。
私の連れはナポリタンを頼んでいましたが、その量にびっくりしていました。普通で350gだそうです。一般的には1人前の麺の量は250gくらいではないでしょうか。350gとは、大盛りに近いかもいれません。しかし、むさしやでは大盛りは450g(100円増し)、特盛りは600g(200円増し)だそうです。普通盛りが600円ですから、特盛りにしても800円です。それで600gとは、ものすごいコストパフォーマンスです。
私の連れは、「量の多さと味の濃さでやられた」と言って、麺を残していました。ナポリタンを頼んだ人には粉チーズが渡されます。途中から粉チーズを使うとかタバスコをかけるなど、途中で味を変えることが良いのかもしれません。
食べ終わったら1時を過ぎていましたが、まだ行列ができていました。ちなみに、むさしやでは「持ち帰り」もできます。行列の再内側を通ると、カウンターの端に持ち帰り専用窓口があり、ここで注文ができます。近くに会社がある人には重宝がられているのではないでしょうか。
・オムライス
・むさしや
住所:東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル1F
TEL:03-3501-3603
営業時間:10:30〜19:00
定休日:日曜、祝日
駐車場:無
アクセス:JR、新橋駅、烏森口から徒歩1分
オープン日:1885年(明治18年)
|