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更新日:
2023年4月15日
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◎もうやんカレー(2022年10月30日)
「もうやんカレー」は東京都新宿区に本社があるもうやんカレー株式会社(設立:1997年11月、資本金:1,000万、代表取締役社長:辻智太郎)が展開しているカレーのチェーン店です。創業者の辻智太郎(つじともたろう)氏は1971年、東京都杉並区に生まれ、大学を卒業した後、スポーツ関連会社に入社してスポーツジムのインストラクター、マッスルトレーナー、プロテインの販売、バーベル・ダンベルの販売などをやっていたそうです。
当時、辻智太郎氏は会社の寮に住んでいたため家賃が安く、その分、食費にお金をかけられたそうです。辻智太郎氏は自炊していたので、近くの高級スーパーで高級な良い食材、様々なスパイスを買っていたそうです。ただ、お金はあっても、時間はなかったそうです。そこで大量の野菜のごった煮にスパイスをたっぷり入れた「カレーみたな食べ物」に行き着いたそうです。これを作っておけば、時間がなくてもすぐに食べられる上、体の調子も良かったそうです。そこで、この料理を2年間、毎日、食べ続け、改良を重ねていった結果、オリジナルのカレーっぽい料理になったそうです。
この完成した「スパイス鍋」を寮の仲間にふるまったところ、「美味い、美味い」と大好評だったそうです。この評価に感動し、カレーショップをやることにしたのだそうです。そこで辻智太郎氏は、有名なカレーショップを次々と訪問し、カレーの研究を始めたそうです。そして、カレーショップを開業するため、会社に退職届を出して辞めてしまったそうです。
しかし、すぐに自分のカレーショップを開くのではなく、まず欧風カレーの名店である神保町の「ボンディ」で修業し、その後、銀座にあるフランス料理店「モンタニエ」で修業させてもらったそうです。この2軒での修業を終え、25歳の時、1997年11月に西新宿に「もうやんカレー」を開業しました。店名の「もうやん」は、辻智太郎氏のニックネームで、小さな頃からそう呼ばれていたそうです。
「もうやんカレー」は玉ネギ、ニンジン、セロリ、リンゴ、バナナなどをエクストラバージンオリーブオイルのみで2日かけて煮込むところからスタートするそうです。形はなくなっているものの、1食に玉ネギが丸ごと1つ分、入っているそうです。大釜で真っ黒なジャムのようになるまで煮詰めた野菜に、化学調味料無添加の漢方、薬膳スパイスなど、25種類以上のスパイスを入れ、完成まで2週間かけるそうです。見た目はカレーですが、ほぼ野菜と果物でできているのが「もうやんカレー」です。辻智太郎氏いわく、カレーのソースを作る食材の原価は、通常のカレーの3倍だそうです。野菜を3倍使っているのは、辻智太郎氏の祖母が「今の野菜は味が薄い。昔の3分の1だ。」と言ったことがきっかけだそうです。また、インドのスパイスの保存法、中国の味噌の応用、日本の出汁、フランスのトマトの使い方など、世界の料理の良いとこ取りをして作っているのが「もうやんカレー」なのだそうです。
・チキンカレー(大盛り)
・もうやんカレー 利瓶具
住所:東京都新宿区西新宿6-25-14 第2仲川ビル 1F
TEL:
営業時間:11:30〜15:00、18:00〜23:00
定休日:無
駐車場:無
アクセス:東京メトロ、丸の内線、西新宿駅、7番出口より徒歩約7分
カード:可
席数:50席
オープン日:1997年11月
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