天ぷら 船橋屋

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更新日:
 2022年7月3日



◎船橋屋(2022年7月3日)
 「船橋屋」は新宿駅から徒歩2〜3分の場所にある創業1886年(明治19年)という老舗の天ぷら屋さんです。船橋屋」という屋号は、初代、橋兼次郎(1858年(安政5年)生まれ)が、船橋村(現、世田谷区船橋)から新宿にでてきたことから、出身地の「船橋」を屋号にしたそうです。
 当初、橋兼次郎は新宿の追分で商売をはじめ、実家から仕入れた芋を焼き芋として売るほか、馬車や牛車の行き交う甲州街道で必要とされる貸し車、わらじ、煙草などを商っていたそうです。角筈一丁目(現、新宿三丁目)の現在地に「焼き芋 船橋屋」として店を構えたのが1886年(明治19年)です。
 「船橋屋」は「種よく」、「腕よく」、「油よく」が信条で、新鮮な旬の食材、熟練した職人の腕、昔ながらの製法で絞られた揚げ油にこだわりを持ち、全国の旬な食材を吟味して取り揃え、四季折々の移り変わりが楽しめるメニューを提供しています。「船橋屋」が使っている油は江戸時代中期より続く「玉締め絞り」といわれる伝統技法で生成された最高級の胡麻油だそうです。添加物は一切使用せず、3日3晩、時間をかけて油を搾りだして作られているそうです。
 塩にもこだわっており、藻塩とハーブソルトを用意しています。藻塩は、万葉時代からの製法に倣い、伝統の平釜で海水を煮詰め、乾燥させたホンダワラ(玉藻)でにがりを取り除き、時間をかけて作られたミネラル豊富な褐色の塩です。新潟県山北町の職人、佐藤寛さんが作るヨード分の高い塩だそうです。ハーブソルトは、オレガノ、マジョラム、セージ、タイム、ローズマリーなどのハーブにブラックペッパー、ガーリックをブレンドした味わい豊かなシーズニングソルトです。
 私はランチで「宝」を注文しました。天ぷらが揚がるのを待っていると、季節の小鉢、漬物、大根おろしと天つゆをいれる器が提供され、天ぷらが挙がるタイミングで御飯としじみの味噌汁が運ばれてきました。御飯は、御代わりできます。天ぷらは海老2尾、キス、ピーマン、カボチャ、玉葱で最後に海老がゴロゴロ入ったかき揚げでした。



























・天ぷら 船橋屋 新宿本店
 住所:東京都新宿区新宿3-28-14
 TEL:03-3354-2751
 営業時間:11:30〜21:00
 定休日:水曜日、12月30日〜1月1日
 駐車場:無
 アクセス:JR、新宿駅、東口から徒歩約3分
 カード:可(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)
 席数:126席
 オープン日:1886年(明治19年)