エピタフカレー

このサイトは、日本の地域の情報についてまとめました。

  メニュー

TOPページ 

観光地 

地域情報 

日本のホテル 

日本のニュース 

日本について 

美味しいもの 

海外事情 

海外のホテル 

食品の話 

雑学 

用語辞典 

リンク 


更新日:
 2023年4月9日


◎エピタフカレー(2023年4月9日)
 「エピタフカレー」は新宿三丁目にある寄席、新宿末廣亭の対面にあるカレー屋さんです。もともとは新宿ゴールデン街のバー「Kangaroo Court Decision」で間借りカレーとしてランチ営業されていたお店です。店主の佐藤志樹(さとうもとき)氏は「Kangaroo Court Decision」のバーテンダーとして月曜日に働いていたのですが、カレー作りが大好きでバーのお客さんに自作のカレーを振る舞っていたそうです。その内、「いつかカレー屋をやりたい」という気持ちが大きくなっていったものの、開業資金もなく、実現が難しいと悩んでいたところ、バーのオーナーもカレー好きだったことから、バーの営業がない昼間だけ、間借り営業をすることになったそうです。2016年11月16日にオープンすると、たちまち人気になり、お店は行列ができるほどになりました。
 佐藤志樹氏はカレー屋さんで修業をした経験はないそうです。しかし、カレー好きが高じてインドに数週間滞在して本場のカレー作りを習得し、日本でも全国各地のカレー屋を食べ歩いたそうです。その結果、南インドのテクニックを生かしつつも、日本人が食べやすい味にアレンジして、南インドのカレーに食べ慣れていない人でも楽しめるカレーに仕上げているそうです。
 インドのカレーは、大きく分けて「北インド」と「南インド」のカレーで異なります。北インドは主食が米ではなくナンなどの小麦から作ったパンのため、バターチキンなど、ナンに合うドロっとしたタイプのカレーです。一方の南インドは米が主食のため、ライスに合うシャバシャバしたカレーが主流です。このため使用するスパイスや、香り付けの方法なども北と南では異なっています。エピタフカレーが提供しているのは南インドのカレーで、バスマティライスと日本米をブレンドして、ほのかな香りと柔らかすぎない米の食感が、どのカレールウとも合うように作られています。
 店名の「エピタフ(epitaph)」とは「墓碑銘」を意味する英語ですが、店主の佐藤志樹氏が「DJ エピタフ」という名前でDJの活動をしていたことが由来だそうです。その「エピタフ」は、もともとはアメリカのプログレッシブ・バンド「キング・クリムゾン」の楽曲「エピタフ」から取ったそうです。
 また、「エピタフカレー」のロゴマークは、サイのシルエットが印象的なロゴマークです。これは、アニメ「おそ松さん」や劇場版アニメ「ドラえもん」の作画を監督し、ミュージシャン星野源のMVなどを手がけた浅野直之さんがデザインしたものだそうです。店主の佐藤志樹氏が浅野直之さんの家族と知り合いで、開店する際にデザインしてもらったそうです。
 お店が人気となった結果、2020年5月15日に新宿三丁目の現在地に移転、オープンしました。店内は白く塗られたコンクリート打ちっぱなしの壁に木のL字カウンターです。お店は地下ですが、入口でメニューが確認できます。カレーは週替わりで、毎週3種類のカレーが用意されており、「1種盛り」か「2種あいがけ」から選びます。カレーは毎月、1種類を変えるそうです。















・塩チキンカレー、ポークビンダルー Mark II



・エピタフカレー
 住所:東京都新宿区新宿3-7-5 第2シグマビル B1F
 TEL:
 営業時間:11:30~14:30
 定休日:火曜日、第1水曜日
 駐車場:無
 アクセス:東京メトロ、丸ノ内線、都営地下鉄新宿線、新宿三丁目駅、C4出口より徒歩1分
 カード:可(VISA)
 席数:12席
 オープン日:2020年5月15日