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更新日：
2018年11月10日
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◎デンキヤホール（2018年10月30日）
デンキヤホールは、浅草寺や仲見世の喧騒から少し離れたところにある千束通り商店街の片隅にある老舗の喫茶店です。喫茶店ですので、ナポリタンやカレーなどの定番メニューも美味しいですが、デンキヤホールは「オムそば」と「ゆであずき」の発祥のお店だそうです。
デンキヤホールの創業者は、もともと電器店を営んでおり、1903年（明治36年）に開業した時に「デンキヤホール」という店名にしたのも、そのことに由来しているのだそうです。丁度、ミルクホールが流行っていた時期だったそうですが、牛乳やコーヒー、パンといった軽飲食をだすミルクホールとデンキヤをたして、デンキヤホールとしたそうです。
デンキヤホールでは、「オムそば」ではなく「オムマキ」と呼ぶそうですが、大阪を旅した創業者が考えつき、大正時代に売り出し、現在の三代目にまで、その味が受け継がれているのだそうです。オム巻を発売した当時、ソース焼きそばは屋台で売っているのが一般的だったようです。このお店では深蒸し麺を使っているが、それも当初から変わらずで、当時、蕎麦屋に発注していた記録もあるそうです。具は、キャベツと玉ねぎだけのシンプルな焼きそばだそうです。
また、開店当時から厳選したあずきの素材を生かした「ゆであずき」を提供しているそうです。「ゆであずき」は、取ってのついたガラスのコップに入っていて、おしるこに近い感じだそうです。温かくて甘い汁の底に、ゆでたあずきがたっぷり沈んでいます。一般的なおしるこよりも、ひかえめで優しい甘さだそうです。
・デンキヤホール
住所：東京都台東区浅草4-20-3
TEL：03-3875-2987
営業時間：9:00〜21:00
定休日：水曜日
駐車場：無
アクセス：つくばEXP、浅草駅から徒歩8分
カード：不可
席数：25席
オープン日：1903年（明治36年）
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