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更新日:
2022年10月15日
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◎シーフードレストラン メヒコ(2022年10月15日)
「シーフードレストラン メヒコ」は、東京都台東区に本社があるメヒコ商事株式会社(設立:1970年(昭和45年)、表取締役社長:江原秀光)が運営している名前の通りのシーフードレストランです。現在は本社が東京になっていますが、もともとは福島県いわき市で創業しています。
メヒコの創業者、徳永徳明氏は1970年(昭和45年)に有限会社メヒコ商事という会社を設立しています。当時の本社は福島県いわき市で、遠洋漁業を行っていたようです。徳永徳明氏は、漁業指導のためメキシコに滞在していた時、フラミンゴの群れを見て感動し、「レストランにフラミンゴがいたら子供達が喜ぶのではないか?」と思いついたそうです。そして3年後の1973年(昭和48年)に福島県いわき市にフラミンゴがいるレストラン、「シーフードレストラン メヒコ いわきフラミンゴ館」をオープンさせました。フラミンゴ科には3属6種が存在するそうですが、メヒコにいるフラミンゴは「チリフラミンゴ」と「レッサーフラミンゴ(コフラミンゴ)」の2種類だそうです。
「メヒコ」という店名は「メキシコ」のスペイン語読みで、メキシコ現地では「メキシコ」は「メヒコ」と発音されるそうです。ここから店の名前を「メヒコ」にしたそうです。日本語にすれば「シーフードレストラン メキシコ」という意味ですね。
しばらくして、看板メニューとなる「カニピラフ」の提供を始めると評判になったそうです。蟹がピラフの上に殻のまま乗った状態で提供されるというのが特徴的で、自分で殻から身をほぐしながら食べるピラフです。(現在は剥き身の蟹ピラフもあります。)高級食材である「カニ」をたっぷりとピラフの上に乗せた贅沢感と、殻から身をほぐす楽しさなどが受けたのだと思います。
1986年(昭和61年)にはメヒコ商事株式会社に組織変更するとともに、福島県郡山市に「郡山フラミンゴ館」を開店しました。その後、フラミンゴだけでなく、魚を見ながら食事ができる「水族館」や、猿や鳥を見ながら食事ができる「モンキー館」なども開店しました。福島県内だけでなく、福島県、茨城県を中心に東北、関東圏にシーフードレストラン「メヒコ」を展開していった結果、近隣地域では「特別な日の食事はメヒコで」と言われるくらい人気のお店になったそうです。
いつ二代目の徳永毅氏に社長が変わったのかは分かりませんが、その後、東京都内や沖縄県、台湾にも出店していきました。さらにレストラン事業だけでなくランの栽培や、給食事業なども行い、経営の多角化をしていきました。最盛期の1999年(平成11年)4月期には売上高約42億円を計上し、2004年までに直営店舗は20店舗、従業員160人を超える規模にまで成長していたようです。
しかしながら、2005年9月30日に負債額約28億円で東京地裁に民事再生の開始手続きを申し立てました。そして2006年に東京都台東区に本社がある株式会社イーケーシー(設立1995年(平成7年)8月25日、資本金:5,000万円、代表取締役:江原秀光)の100%子会社となり、本社を福島県から親会社と同じ場所(東京都台東区寿)に移して、レストランの運営を継続しています。イーケーシーは飲食店の企画、運営などの事業を行っており、首都圏を中心に17業態、40店舗を運営しています。
2022年10月現在、メヒコは5店舗のフラミンゴ館、2店舗の水族館、2店舗のオーシャンビューのほか、新スタイル3店舗の合計12店舗を運営しています。
・ランチピラフセット
・ロースステーキ
・シーフードレストラン メヒコ いわきフラミンゴ館
住所:福島県いわき市鹿島町走熊字四反田3
TEL:0246-29-4407
営業時間:11:00〜22:00
定休日:無
駐車場:有
アクセス:常磐自動車道、いわき湯本I.C.から車で約25分
カード:可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners)
席数:85席
オープン日:1973年
・シーフードレストラン メヒコ つくばフラミンゴ館
住所:茨城県つくば市大曽根3362
TEL:029-864-3005
営業時間:11:00〜22:00
定休日:無
駐車場:有
アクセス:常磐自動車道、桜土浦I.C.から車で約20分
カード:可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners)
席数:120席
オープン日:1997年
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